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ギャル雑誌『egg』復刊は1号限り!? 名物企画“雪山ビキニ”も復活する? 編集長に聞いてみた

 昨年、Webで復活したことで大きな注目を集めた『egg』が、ついに紙媒体の“雑誌”として発売することが決定した。1月25日、Twitterの公式アカウントで「1万RT達成すれば、5月にeggが雑誌で復活します!」と呼びかけると、今井華などの元eggモデルが反応。広く拡散され、2時間程度で目標を達成した。  元eggモデルをはじめ、現在は芸能界で活躍するくみっきーなどのタレントや、安田大サーカスのクロちゃんからも祝福の声が挙がっている。

誌面では“ぶっとんだ”エンタメ企画が復活!?

 さて、2014年に惜しまれつつも雑誌が休刊となっていたegg。復刊が決まったとはいえ、実際どのような展望なのだろうか。Web版で編集長を務める赤荻瞳さんに話をうかがった。
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2014年に休刊となった『egg』の表紙(画像提供:大洋図書/egg編集部)

 まず、気になるのは1号限りの復活なのか、あるいは月刊誌や季刊誌のような形で定期的に刊行されるのか。 「現時点で決定しているのは1号で、今後の雑誌発売ペースは反響によって検討していくつもりです」  出版不況と言われる昨今。雑誌を継続して発行できるのか、時代に沿った形で新旧ファンを取り込むことができるのか。今後の新しいeggに期待がかかる。現在のWeb版と、5月に発売される雑誌では内容にどんな違いが見られるのだろう? 「Webではeggモデル(専属)、egg girls(読モ)がメインの企画が多く、対象がどうしてもティーンに寄ってしまうことがありました。しかし、今回発売する雑誌ではクラウドファンディングなどを使い、過去のeggファンの方にも参加していただける企画も増やしていきます」  現在は、Webを基点に情報発信するeggだが、今までの雑誌版では前例のないWebとの連動企画を多数仕掛けていくらしい。具体的には、MAKUAKEによるクラウドファンディング、LINE LIVEによる専属モデルオーディションなどを予定しているとのことだ。
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かつての『egg』では流氷の上や雪山で水着になる企画も…
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明治大学商学部卒業後、金融機関を経て、渋谷系ファッション雑誌『men’s egg』編集部員に。その後はフリーランスとして様々な雑誌や書籍・ムック・Webメディアで経験を積み、現在は紙・Webを問わない“二刀流”の編集記者。若者カルチャーから社会問題、芸能人などのエンタメ系まで幅広く取材する。X(旧Twitter):@FujiiAtsutoshi

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