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利用スタイル別「賢いMicrosoft Officeの選び方」ダウンロード、クラウド…お得なのは?

PC1台でしか使わないならプリインストールPCがお得!

 PC1台だけで使うなら、OfficeがプリインストールされているPCを選ぶのが安いし、手っ取り早い。Office Premiumが同梱されているなら、Officeの永続ライセンスと、サブスクリプションタイプ1年分のライセンスが利用できるので便利。1年間はOffice 365のサービスと共にOfficeを利用でき、その後もアプリは永続的に利用できる。Office Premiumは利用できるアプリによって3種類あり、「Office Personal Premium」がWord/Excel/Outlookのみが使えるシンプルタイプ。「Office Home & Business Premium」がWord/Excel/PowerPoint/Outlook、「Office Professional Premium」がWord/Excel/PowerPoint/Outlook/Publisher/Accessが利用できる。  最近は、Premiumではなく、後ほど紹介する永続ライセンスタイプのOfficeが付属していることも多い。今後は、「Office Home & Business 2019」を付属する製品が増えることだろう。

マイクロソフトのタブレットPC「Surface Pro 6」には「Office Home & Business 2016」が同梱されている

Macユーザーにオススメのタイプは?

 PCを買い換えるタイミングでないなら、何らかのOffice製品を購入・契約する必要がある。サブスクリプションでいいなら、「Office 365 Solo」がオススメ。個人向けのプランでWord/Excel/PowerPoint/Outlook/Publisher/Access/OneDrive/Skypeが利用できる。1ユーザーに限定されるが、インストール台数は制限なし。対応OSはWindowsだけでなく、MacやiOS、Androidで、同時接続は5台までとなる。価格は1か月1274円(税込み)で、年払いだと2か月分お得になる。

「Office 365 Solo」は年額1万2744円。幅広いアプリを使い倒せる

 MacでOfficeを買い切りたいなら、「Office Home & Business 2019」を利用する。WindowsとMacの2台までインストールできる永続ライセンスで、Word/Excel/PowerPoint/Outlookを利用できる。DVDメディアの入ったパッケージ版はなく、プロダクトキーが記載されたカードが入っているPOSA版とオンラインストアから購入できるダウンロード版があり、価格は3万7584円(税込み)となる。  Windowsであれば、永続ライセンスタイプがあと2つある。利用できるのがWord/Excel/Outlookだけとシンプルな「Office Personal 2019」とWord/Excel/PowerPoint/Outlook/Publisher/Accessが利用できる「Office Professional 2019」だ。どちらも1ユーザーで、2台までのインストールが可能。OSはWindows 10のみ。価格はPersonalが3万2184円、Professionalが6万4584円だ。なお、PersonalはPOSA版とダウンロード版があるが、Professionalはダウンロード版のみとなる。
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お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる

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