新天皇即位まで2か月。皇太子さまが「お言葉」に込めた思いとは?
誕生日の前日に東宮御所を訪れた安倍首相の目的は……?
両陛下にならい「国民に寄り添う」ことを強調されたが、一方で「その時代時代で新しい風が吹くように、皇室の在り方も変わってくるものと思います。私も過去からさまざまなことを学び、古くからの伝統をしっかりと引き継いでいくとともに、それぞれの時代に応じて求められる皇室の在り方を追い求めていきたいと思います」とも。即位に向けた強いお気持ちを感じさせるお言葉だった。皇室ジャーナリストの久能靖氏も次のように話す。
「平易な言葉を使っていらっしゃいましたが、即位されるにあたっての決意と覚悟のほどが伝わる内容でした。皇太子殿下は性格的に極めて慎重な物言いをされる方なので、なかには『もっと具体的な抱負を聞きたかった』という人もいるかもしれませんが、今はまだご自分の御代ではありません。
あくまで両陛下の御代ですから、自分ならこうやるとお話しになることを自重されたのでしょう。即位後の朝見の儀のときに初めて国民に向けてご自身のお気持ちを述べられ、すべての儀式が終わったあとの記者会見では新たな天皇としての在り方などについても述べられることでしょう」
一方、会見では慎重に言葉を選んでお話しされる場面もみられた。昨年11月に秋篠宮さまが、天皇の代替わりに伴う皇室行事である大嘗祭について「宗教色が強いものを国費で賄うことが適当かどうか」と述べられたが、これについて問われた皇太子さまは「今回政府が決定した内容について、私がこの場で何か述べることは控えたい」と答えられた。
また、新皇后になられる雅子さまの今後のご活動を問われた際には、「着実に快復してきているとはいえ、依然としてその途上にあり、体調には波もありますので、雅子には引き続き焦ることなく、少しずつ活動の幅を広げていってほしいと願っております」と、いまだ万全の状態ではないことを説明されたのだ。
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