発達障害グレーゾーン、一見“普通”に見える人たちの苦悩
―[発達障害グレーゾーン]―
SPA!でも’18年に2度にわたり、大特集を展開した発達障害。その取材をきっかけに生まれた『発達障害グレーゾーン』(姫野桂著)も発売即重版となるなど、大きな反響を呼んでいる。
筆者の姫野桂氏から見た、グレーゾーンな人たちの生きづらさとは…?(以下、姫野さんの寄稿)
一見普通に見える、発達障害グレーゾーンの生きづらさ
―[発達障害グレーゾーン]―
フリーライター。1987年生まれ。宮崎市出身。日本女子大学文学部日本文学科卒。大学時代は出版社でアルバイトをし、編集業務を学ぶ、。卒業後は一般企業に就職。25歳のときにライターに転身。現在は週刊誌やウェブなどで執筆中。専門は社会問題、生きづらさ。著書に『私たちは生きづらさを抱えている 発達障害じゃない人に伝えたい当事者の本音』(イースト・プレス)、『発達障害グレーゾーン』(扶桑社新書)、『「発達障害かも?」という人のための「生きづらさ」解消ライフハック』(ディスカヴァー21)『生きづらさにまみれて」(晶文社)、『ルポ 高学歴発達障害』(ちくま新書)
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『発達障害グレーゾーン』 徹底した当事者取材! 発達障害の認知が広まるなかで増える「グレーゾーン」に迫る ![]() |
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