月給500円だった元仮面女子・橋本ゆきが渋谷区議になったわけ
4年に一度の統一地方選を経て、“異形のアイドル”だった才女が政治家に転身していた!? 東大卒にして、ホッケーマスクを被った最強の地下アイドルグループ「仮面女子」の元メンバーである橋本ゆき氏・渋谷区議(26)だ。得票数は2376票。候補者55人中4位という堂々たる上位当選(定数34)だった。

もちろん、地盤もなければ看板もカバン(資金)もない戦い。本人の住まいは渋谷区だが、家族は隣りの区。所属は、かつて小池百合子都知事とともに地域政党「都民ファーストの会」を率いた音喜多駿・前都議が代表を務める「あたらしい党」。今回の統一地方選を経て10人の地方議員を抱えるようになったばかりの小さな地方政党だ。カバンの乏しさは、仮面女子のメンバーらが貧乏生活をたびたびネタにしていたことから、推して知るべし……。
「’10年に芸能事務所に入った当初は月給500円でした。実家暮らしだったので平気でしたが、大学を卒業して実家を出てからは貧乏生活……。その頃には贅沢しなければ生活できるぐらいのお給料をもらえるようになっていましたが、引っ越し代はなかったので事務所の狭くて虫が湧いているような物置で寝起きしていました。一日の食費は500円以内。3パックで80円ぐらいの納豆を朝昼晩と食べたりして、コツコツお金を貯めていったのですが……今回の選挙で全部使っちゃいましたね(笑)」
仮面女子時代には派生ユニット「街角景気☆JAPAN↑」(後に「街角景気☆仮面女子↑」に改称)のリーダーに就任し、「アベノ☆MIX」など政治色ある歌も歌ったが、当時の彼女は無関心女子。政治的パフォーマンスも付け焼刃だったとか。
「選挙権年齢が20歳以上から18歳以上に引き下げられた’16年には、若い人が選挙に参加するよう応援するユニット『秋葉仮面』にも参加していたので、取材の際に選挙に関する質問を受けることが多くなりました。
一応、18歳選挙権について調べて“それっぽい”回答はするんですけど、『自分の意見が言えないのは格好悪いな』と感じて。そんなときに小池百合子さんが希望の塾をつくったので入塾を決めました」

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