お金

東大卒で借金&住宅ローンを失業保険で返済中。なぜそこまで堕ちたのか?

 急な出費に追われたときについつい手を出してしまう「借金」。今ではスマホだけで済む便利なサービスが多数登場しているが、気軽に借りた数万円から気づけば“自転車操業”に陥る人が続出している。さらに住宅ローンも抱えれば、もはや破綻待ったなし。借金で安眠もできない人たちの姿を追った。

うつ病失職で生活苦。借金&住宅ローンを失業保険で返済中

瀬良裕樹さん(仮名・43歳)無職・年収0円 総額借金4050万円
うつ

転職をするたびにうつを発症。東大ブランドも40歳半ばの今、ほとんど効果はないという

「うつ病で無職になり、僕の人生すべての計画が狂ってしまった」とうなだれる瀬良さんは、東大卒のエリート。キャリアアップのために大企業を渡り歩き、借金とは無縁の生活を送る……はずだった。 「血気盛んな20代の頃にサービス残業や休日出勤で無理をし続けた結果、過労とうつ病である日突然すべてが“停止”したんです。結婚したばかりで気負いすぎたのかもしれません。働きたくても体も心も動かない。会社の規定ギリギリまで休職、復職を繰り返していたんですが、周りの『お前いつまで足引っ張るんだよ』的な視線が痛くて。焦って力みすぎて、また壊れるの繰り返しです」  学歴のおかげか30代までは比較的楽に転職できたが、40代半ばで門前払いも増えてきたという。 「5回以上も転職しましたが、最近は本当に仕事が見つからない。子供に関しては、僕が不安定な状態なので妻と相談して諦めました」  3年前、夫婦の終の棲家として都内までほど近い埼玉県内に1LDK・3800万円のマンションを購入した。しかし、その住宅ローンがさらに瀬良さんを焦らせる。
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ローンは夫婦で折半で返済を続けるが
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