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スピードワゴン・小沢一敬が“甘~い”セリフを恥ずかしげなく言えるワケ

 仕事や家庭などさまざまな場面で感じる「生きづらさ」が日本人に蔓延している。30~55歳までの男女2000人を対象にしたアンケート調査でも64.5%の人が生きづらいと感じている現代社会。もはや国民病とも言える、その病理に迫る! 小沢一敬 独特な感性の持ち主であるお笑いコンビ・スピードワゴンの小沢一敬氏。その繊細さから、編集部では勝手に「HSP(※)の可能性あり」と考え、セルフ診断リスト(記事下参照)を見てもらったのだが……。 ※HSPとは?…「ハイリー・センシティブ・パーソン」の略。感覚から得た情報を処理する神経が敏感で、刺激や他人の感情に過敏に反応してしまう特性を持つ 【参考記事】⇒「メールが1時間来ないだけで不安に…」繊細すぎて生きづらい“HSP”気質とは?

スピードワゴン小沢一敬が語る「生きづらさゼロの法則」

――リスト10個中、該当が2個ということはHSPではありませんね。しかし、小沢さんと言えば、繊細な男というイメージがあります。 小沢:全く繊細じゃないよ。でも、幼い頃から他人と感受性がどこか違うなとは感じてたね。例えば俺が「このリンゴは赤い」と思っても、俺が見ている赤と他人が見ている赤が同じかどうかなんて誰にもわからない。感じ方が違うわけでしょ? だから俺が思ったことがちゃんと伝わるかわからないし、そのせいで人とどう話していいいか全然わからなかった。  でも逆に、あるときから「感じ方が違うんだから、人とわかり合えることなんて絶対にないじゃん」って思うようになってさ。それで随分気が楽になったのはあったかな。 ――生きづらさの理由は「他人との比較」から起きるものなんです。でも、それを自ら気づき、受け止めるのは難しいと思うんですが。 小沢:陸上競技で喩えるなら、100mを9秒50台で走れるのはウサイン・ボルトだけだよね。他人と比べて完璧を求めたり落ち込んだりするのは、「自分も同じように100mを走れる」と過大評価してボルトの横で走ろうとしてるようなものじゃないかな。ひょっとしたらその人はボルトより絵がうまいかもしれないのに、わざわざ陸上で競う必要はないと思うようにしてる。 ――そんな考え方ができるようになったのは、自身の過去の経験によるものでしょうか? 小沢:お笑い芸人としても俺の声は小さいし、ひな壇ではすぐにかき消されてしまう。マネジャーから「もっと前へ出ろ」と言われたこともあったけど、キャラじゃないしできなかった。  でも、10年間そのまんまで続けていたら、MCから「小沢さんはどう思う?」って振ってもらえるようになった。自分ができないことは無理にやらなくても、誰しも生きていける場所があると思うんだよね。
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人目を気にするほうがカッコつけてると思う
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