仕事

お笑い芸人を諦め、デイトレーダーで2億5000万円を稼ぎ出したマイルールとは?

70歳まで稼ぐための「武器」と「思考法」

 従来の常識がまったく通用しなくなる労働環境で、一生食いっぱぐれずにいられる手段はあるのか? 先駆者たちに「70歳キャリア論」を聞いた。
むらやん氏

むらやん氏

投資の経験と人脈を活用し、新ビジネス

「性格的にはビビリなんです。株式投資で儲けることができたのは、そのおかげかもしれません」  と明かすのは、デイトレーダーとして13年間で2億5000万円の利益を稼いだむらやん氏。氏が“稼ぐ”ことを強く意識したのは、昔からの夢に挫折したときだったという。 「お笑いがやりたくて吉本のNSCに入ったんですが、思ったようにうまくいかなくて。芸人を諦めることを決めたのは、バイト先の給料不払いにあってお金が尽きてしまったからでした。あの生活をあと何年も続ける気だけにはなれなくて、『芸人は諦めるけど、絶対金持ちになってやる!』という気持ちで切り替えました」  そうして転職を果たしたむらやん氏。その後は複数のバイトを経て、不動産営業の仕事に就くなかで株式投資に出合い、再び起業、独立の道を歩み出すことになる。 「不動産営業では1年で1000万円を貯めました。ただ、ここから2回起業をしたんですが、あまり儲からず、当時は人間関係に疲れていましたし、これ以上続けても大儲けはできないという判断で会社を畳むことにしました。急にやることがなくなってしまったのですが、そのときに思い出したのが証券口座。会社に出入りしていたコンサルタントから『ライブドア株で1億円、儲かった』という話を聞いて開設していたんです」  26歳で株式投資を始めたむらやん氏だったが、いきなり資産を多く減らすなどスタートは順調ではなかったとのこと。 「知識ゼロで投資をしたら、手持ち資金500万円が3か月で半分になりました。あの頃は一番精神的に落ち込んだ時期ですね。それでもそこから投資家さんのブログなどで学んだ手法を真似しつつ、少しずつ投資額を増やして経験を積んでいくと、勝率が上がっていきました。見込んだ収益の30%の含み損が生じた段階で必ず決済するというマイルールは、とても大切にしています。どこかで目安を決めないと、大きな含み損にビビってしまいますからね」
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友人たちと新たな稼ぎ方を模索中
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