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花火大会で2回もヤンキー集団にからまれた…しょっぱい夏の体験

 夏は旅行やイベントが多い分、トラブルに遭遇することも多いようだ。 「1回の花火大会で2回もヤンキー集団に囲まれたんです……」  そんな悲しい思い出を語ってくれたのは、山本輝夫さん(仮名・40歳)。さすがに大人になってからではなく、静岡県の中学生だった頃の話だというが、なぜそんな短時間に2度も? しかもよくあるカツアゲとかではなく、なかなかにバイオレンスな展開だったという。
山本隆一さん

「花火大会に浮かれた気持ちで行くのは危険です」と語る山本輝夫さん

 そもそも山本さん自身ヤンキーだったわけではなく、日々部活動にあけくれる真面目な中学生だったそう。そんな爽やかな中2の夏休みに影がさしたのは、地元で開催される花火大会の日だった。 「地元でも有名な大きな花火大会で、毎年『会場で偶然同級生の女子に遭遇して、それがキッカケで付合うようになった』なんて話を聞いていたんです。そりゃあ、夏の思い出として行かないわけにはいきませんよ」  そんな淡い期待を抱きつつ、浮かれ気分の山本さんは部活の友だち数人と精一杯のオシャレをして花火大会に出かけた。数時間後、女子どころかヤンキーたちに囲まれるとも知らずに……。

幼馴染だったヤンキーに絡まれ涙目

 会場に着いてしばらくは、夜店で焼きそばを買ったり、スーパーボールすくいなどで楽しんでいた山本さんたち。そこで出くわしたのが、同じ中学の同級生のヤンキー集団だった。
夜店

花火会場に着いた当初は、まだ浮かれていた山本さんたちだったが……(写真はイメージ)

「ただ、そいつらは幼馴染で、ヤンキーといってもそこまで悪さするようなこともなかったんで、いつも一緒に遊んでたんです。だから『おー、来てたのか』って声をかけたんですよ」  だが、満面の笑みの山本さんとは対照的に何やら不穏な空気のヤンキーたち。すると中でも一番仲のよかった一人にいきなり胸ぐらを掴まれ「テメー、ちょっと来いよ」と人気のない場所に連れていかれた。  山本さんが動揺しながらもワケを聞くと「お前、○○と付き合ってるんだってな!」とすごまれた。 「どうやら、彼が好きだった女子と僕が付き合ってるというデマが流れていたみたいなんです。そんなわけないじゃないですか。そもそも彼女探しに花火大会に来てるのに。ただ、何を言っても信じてくれないんです」 “友達を裏切った”レッテルをはられ、全員で殴りかかってきそうな勢いで詰められた山本さん。誤解された怒りだとか、殴られそうな恐怖よりも、だんだんと悲しい気持ちになってきたんだそう。 「幼馴染の友情が、こんなことで壊れるのかと思うと、なんだか悲しくなってきちゃって……」  そんな山本さんの熱い想い(?)が通じたのか、徐々にクールダウンしていくヤンキーたち。誤解が解け、最終的にはみんな謝ってくれたそう。  とりあえずは一件落着。だがそれもつかの間、いざ会場に戻ろうとしたその時だった。「おい、お前らM中だろ。ちょっとこっち来いよ」と背後から声をかけられる。そう、第二の不幸のはじまりであった。
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先輩ヤンキーの無茶な要求に絶体絶命!?
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