恋愛・結婚

デートで“割り勘”に納得できない女性の声。宅飲みで明細書って…あり?

「洋服にもいちいちうるさいんです。『それ新しく買ったの?』『また似たようなの買ってない?』って。本当の値段を言うと、また面倒なんで適当に安く言ってます。もう完全にお母さんですよ。  彼が勝手に節約するのは構いませんが、私が稼いだお金をどう使うかまでは意見を言われる筋合いないですよね。男にはわからないでしょうけど、そもそも女は美容や服にお金がかかる。『キレイにしとけ! でも、カネは使うな!』って言われても難しい」  確かに、“自分にお金をかけてテンションがあがる!” “自分へのご褒美” というのは女子あるあるかもしれない。

ケチすぎる彼…宅飲みで渡された明細書にドン引き!

困る女性 暇さえあれば銀行口座の残高をチェックし、貯金が生きがいという彼氏と付き合っている保育士の亜美さん(29歳・仮名)は、その尋常ではない節約っぷりに辟易している。 「まず、ご飯はぜんぶ彼の自炊で、外食のデートなんて年に1回のファミレスぐらい。それでも付き合いたての頃は料理上手で優しくて堅実、結婚するならこんな人が良いかも……なんて思っていたんですが。『宅飲みしよ』って誘われて行ってみたら、つまみは彼の手作り。ビールは発泡酒で、焼酎やウィスキーは居酒屋のバックヤードにしかなさそうな巨大なお徳用で驚きました」  当初は好印象だった彼。しかし、帰り際の行動に言葉を失ったという。 「翌日が休みだったんで泊まりました。次の日に帰ろうとしたら、彼から紙を手渡されたんです」  なんとその紙には、材料費、お酒代、手間賃に加え、宿泊費や歯ブラシ等の使用量が細かく書かれていたそうだ。 「まぁ、大した額ではないんですけどね。全部で3000円とか。彼は『普通に居酒屋に行って同じメニューを食べてラブホに泊まったら1人1万円以上はかかるじゃん? そう考えるとかなりお得だよね!』って満面の笑み。それはそうなんですが、そんなの請求してくることが理解不能。そりゃ、ギャンブルをやりすぎて借金がすごいとかよりはマシだけど、ここまでくると引いちゃいました」  それでも彼と別れていない亜美さん。ケチという点は許せなくとも、別れないでいられる彼の魅力とは何なのだろうか? 「完全にキープですよ(笑)。あっちは結婚できると思っているのかもしれませんが、私は別で婚活してます。絶対イヤですもん。ただ、たまに使える節約テクニックはあるので、ワザは盗んで、ケチじゃないイイ男を捕まえようと思います」  一般的に節約家は好まれるのだろうが、“ケチ”までいくと煙たがられるのかもしれない。何事もほどほどに……。<取材・文/吉沢さりぃ>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。『bizSPA!フレッシュ』『BLOGOS』などでも執筆。X(旧Twitter):@sally_y0720
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