ライフ

真夏に「エアコンなし」を体験した男。電気を止められ室温40℃の地獄

睡眠不足と夏バテでヘロヘロに

 しかも、バイトは夜勤といっても道路工事の警備員。ずっと屋外で夜間でも夏場は暑く、インナーはいつも汗だくで絞れるほどだったとか。 夏バテ 「睡眠不足に加え、完全に夏バテで食欲もまったくなくて、電気を止められていた1か月の間に体重は8キロ減りました。本当は友達にお金を借りて滞納分の電気代をさっさと払うか、少しの間居候させてもらうことも考えましたけど、自分がダメな奴だと思われたくなくて……。だから、これは自分に課せられた試練だと思って、どんに辛くても我慢して乗り切ろうとしたんです」  滞納した電気代は次のバイト代が振り込まれた日に朝イチで支払い、その日のうちに復旧。帰宅後、電気が点いたのを確認した鈴置さんは、風量設定を【強】にしたままエアコンの下で風を浴び続けていたという。 「今までエアコンも電気も当たり前のように使っていましたが、実はそうじゃなかったんだと思い知らされました。正直、それまでは公共料金の支払いを後回しにしてしまうことが多く、督促状が届いてからようやく支払いに行っていたんです。  けど、このときの体験は自分の考えが甘かったことを痛感し、これを機に公共料金はコンビニ払いから銀行口座の自動引き落としに変更。そこのお金は絶対に手をつけないようにしています」  エアコンなし極暑生活は大変だったと思うが、すべては電気料金未納が招いた結果。だが、それまでの自分を反省し、考えを改めるいい機会にもなったようだ。<TEXT/トシタカマサ>
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
1
2
テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート