ネットはなぜ「上から目線」なのか? 相手に共感される話し方とは
相手の心に響いて、その人を動かす言葉には共感があります。そして、その共感には「自分にも似たような一面があるのかもしれない」という前提があります。そうした前提から生まれた言葉は非難めいたニュアンスが抜けて、だからこそ相手も受け入れられるようになります。
もし「あなたはこうすべきだった」「どうしてこうしなかったのか」と誰かに言いたくなったら、「明日は我が身かもしれない」と想像してみてください。そうすれば自分を相手の立場に置いて、相手も自分も納得できる発言ができるようになります。
「私 本当は目撃したんです 昨日電車の駅 階段で ころがり落ちた子供と つきとばした女のうす笑い 私 驚いてしまって 助けもせず叫びもしなかった ただ恐くて逃げました 私の敵は 私です」
これは中島みゆきの「ファイト!」という歌の一節です。いつも正しくいられるほど人間は完璧ではありません。その当たり前を自覚しているからこそできる、建設的なコミュニケーションがあります。
ぜひこのことを心に留めてみてください。人当たりが柔らかくなって、結果的にあなたの言葉が受け入れてもらえるようになるはずです。

―[魂が燃えるメモ/佐々木]―
コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」。著書『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)が発売中『人生を変えるマインドレコーディング』 人はなぜ続けることができないのか? 続けるには「信念」が必要だ! ![]() |
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