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好きなことを仕事にするときに必ず役立つコツとは?

いまの仕事楽しい?……ビジネスだけで成功しても不満が残る。自己啓発を延々と学ぶだけでは現実が変わらない。自分も満足して他人にも喜ばれる仕事をつくる「魂が燃えるメモ」とは何か? そのヒントをつづる連載第137回 仕事「好きなことを仕事にしよう」「やりたいことを仕事にしよう」というフレーズがある。耳あたりのいいフレーズなので、思わずその通りにしたくなった人もいるかもしれない。今の仕事に対して、「働かなければならない」という義務感を覚えていたり、「こうすればうまくいく」という合理性を求めていたりすればなおさらだ。  しかし、「好きなことを仕事にする」というフレーズに何も考えずに飛びついた結果、それで仕事ができるようになっただろうか。きっと多くの人の答えは「ノー」だろう。かくいう私もその一人だ。 「好きなことを仕事にする」のに挫折した時の心理的ダメージはとても大きい。なぜなら、その挫折について、「仕事にできるほど好きではなかった」という結論を出すことになるからだ。自分が好きだったものを否定するのは辛い。だからこそ、好きなことを仕事にしようとする時は、それなりのコツを知っておく必要がある。  好きなことを仕事にするコツ。それは「自分の好き」から「自分の好み」を見つけておくことだ。「好き」というのは、「このアイドルが好き」「このミュージシャンが好き」「このゲームが好き」「このマンガが好き」といった対象に対する感情だ。それに対して「好み」は、「自分がどんなものを好きになるのか」という傾向だ。  そして、自分の好みは自分の好きなものの共通点から見つけることができる。たとえば「本田翼」や「堀北真希」が好きな男性の好みは、「ショートカットの女性」ということになる。この「共通点を見つける」という単純な試みを、仕事にしたいと思っている分野で積み重ねることで、仕事にできるようになるのだ。  私は自己啓発が好きで、そしてそれを仕事にしている。中学一年生で自己啓発書を読み始め、『人生を変えるマインドレコーディング』という自己啓発書を出版し、「星を辿る」という自己啓発がテーマのオンラインサロンを主宰し、こうして自己啓発について連載している。  そんな私の好みは「心を揺さぶるもの」だ。自己啓発といっても、目標設定、時間管理、部屋掃除や部屋片づけ、思考法や発想法などいろいろある。合理的に成功を目指す内容が大半だが、私はそれよりも「心を揺さぶるもの」に魅了された。 「こうすればうまくいく」という理屈ではなく、「だから自分はこれをやるんだ」という理由を求めるようになったら、それを他者に「人生相談」という形で提供できるようになった。好きなことを仕事にできるようになったのだ。  このことに気づくまでに私は自己啓発書に限らず、自己啓発に隣接するような心理学書や哲学書や宗教書などを2000冊以上読んだ。そして、ある時「心を揺さぶるもの」という自分の好みに気づくことができた。その結果、自己啓発に対する思いは、それまでよりもずっと強くなった。好みを明確にすると、「好きなこと」を今まで以上に好きになれるのだ。
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「好き」には程度がある
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