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好きなことを仕事にするときに必ず役立つコツとは?

「好き」には程度がある

「好き」には程度がある。ちょっとした好きもあれば、「これに自分の人生を捧げよう」という好きもある。オリンピックで金メダルを獲得した北島康介はインタビューで「水泳が好きだ」と何度も話している。しかし、それと同時に「練習はキツかった」「『本当に意味があるのか?』と考えた」とも話している。  スポーツ選手は常に一番を目指す。学校で一番、町で一番、地区で一番、県で一番、地方で一番、東日本で一番、日本で一番、アジアで一番、世界で一番。上を目指せば目指すほど、何度も大きな壁にぶつかる。そして、その壁を乗り越えた先の「好き」は、乗り越える前の「好き」とは程度が異なる。  これはスポーツだけでなく、仕事にも通じる。「好きなことを仕事にする」というフレーズにはイージーなイメージが伴いがちだが、実際はそれとは正反対だ。「お前の好きという気持ちはどれくらいなのか?」と試されていると考えた方が現実に近い。このことをあらかじめ知っていて、心構えと準備をしていれば、ぶつかった壁を乗り越えやすくなるだろう。  もしあなたが好きなことを仕事にしたいと考えているのなら、ぜひ自分の好きなことを常に振り返り、共通点を探すようにしてほしい。そうして自分の好みを明確にすればするほど、「もうダメかもしれない」「もう無理かもしれない」と思うような壁にぶつかった時に、「それでもなお」と乗り越える力になってくれるだろう。 佐々木
コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」。著書『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)が発売中

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