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白洲次郎はなぜGHQの高官と互角にやりあえたのか?

 白洲次郎の場合は、「GHQとの折衝」というスケールの大きなミッションなので、「英国貴族と友人」といったスケールの大きな体験が必要になります。しかし、今の自分に必要な自信は、誰でも自分の過去から掘り起こせるものです。  そして、その自信に見合った行動を取っていれば、その行動がまた一回り大きな行動を取るための自信になります。人間はそうして少しずつ成長します。  白洲次郎の祖父、白州退蔵はキリスト教系の神戸女学院の創立に関わっており、白洲家には外国人の女性教師が寄宿していました。白洲次郎はこの女性教師のネイティブな英語に子供の頃から接していました。このことがケンブリッジ留学に影響したことは想像に難くありません。  どんな小さな事でもかまいません。「自分はこんな人とこんなことがあったんだ」と胸を張れる体験を思い出そうとしてみて下さい。その思い出が堂々と前に進む力になってくれるでしょう。 佐々木
コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」。著書『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)が発売中

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