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大阪の夜の街に人が戻らない…東京への対抗意識が理由?

東京への対抗意識があるから…

通天閣

以前のような活気ある大阪の街に戻ることを願う(イメージ写真)

 また、男性は大阪人の特徴が夜の街の閑散さに大きく関係しているのではないかと話す。 「大阪は商人の町なので、政府に頼らず自分達でどうにかしようという精神が強いと思うんです。地域密着の店も多いので飲食店とかでも地元で協力してコロナを乗り切ろうというイメージもある。そのため、繁華街ではなく地元でお金を使おうと考える人が今は多いのかもしれません。また、大阪人は東京に対抗意識があるので、東京の感染者数が減らなくなるほど『大阪で感染者を出すわけにはいかない』という意識が強くあるのかもしれませんね。大阪府知事が通天閣や太陽の塔でライトアップを実施したのも、見える目標で上手く大阪人の意識を高めた、と思いますよ」  また、緊急事態宣言が解除されてもテレワークを継続する企業が増加しているのも、夜の街に人が戻らない一因なのでは……と男性は語る。  独自基準「大阪モデル」や、解除後の新規感染者の大幅減少など、今回のコロナ禍で底力を見せている大阪。きっと、今の状況も明るく乗り切ってくれると思わずにはいられない。<取材・文/カワノアユミ>
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在は夜の街を取材する傍ら、キャバ嬢たちの恋愛模様を調査する。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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