一方、「熟女キャバ嬢を口説きたい！」という人は、彼女らをとにかく「女性扱い」してみよう。熟女キャバクラに飲みに来るのは年配の男性客が多いが、中には「ネタで来ました」風の若い男性グループや最近ではユーチューバーなどもいる。 　若い連中は熟キャバ嬢をイジることも多く、「オバサン」と連呼したり、普通のキャバクラでは絶対に言わないような質問やセクハラをすることも。キャストはそういう連中にも慣れているので軽くあしらうが、そんな客がいるからこそ「女性扱い」してくれる客は尚更良く見えるという。オトすとまで行かなくても、女性扱いしておいて損はない。最低限のマナーとして覚えておくと良いだろう。 　熟女キャバクラは料金もリーズナブルなので、気取ったりすることなく楽しめることが最大の魅力である。今はコロナの影響でなかなか行きづらいという人も多いと思うが、落ち着いたらぜひ足を運んでみてはいかがだろう。その際には、最低限の大人の会話術を身につけることを忘れずに。＜取材・文／カワノアユミ＞東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』（イーストプレス）が発売中。X（旧Twitter）：＠ayumikawano