激安1DKアパートに引っ越し…部屋が事故物件サイトに載っていた!
マンションやアパートの賃貸物件を探す際、間取りや築年数、設備などさまざまな条件があるがもっとも重要なのが家賃。希望するエリアで条件に見合う物件が複数あれば、1円でも安いところに住みたいと思うのではないだろうか。
ただし、地域の相場より大きく安い場合は注意が必要。何かしらの理由で訳あり物件になっている可能性があるからだ。
印刷会社に勤める出村修さん(仮名・29歳)が以前住んでいた都内の1DKのアパートは、最寄り駅から徒歩5分の距離で家賃は5万4000円。同じ地域の似た条件の物件よりも明らかに安かった。
「建ってから何十年も経っているわけではなくバス・トイレも別。住宅検索サイトで見つけた物件で、ちょうど休日だったこともあってすぐ不動産屋に電話。その日のうちに内覧をさせてもらいました」
数年前にリフォームを済ませており、室内は新築かと思うほど。物件を見てすっかり気に入ってしまい、すぐに契約。その翌週には入居したという。
「引っ越す前よりも通勤時間が20分近く短くなり、それなのに前に住んでいたところよりも家賃が安かった。本当にいい物件を見つけたと自画自賛しました」
ところが、そのことを仕事帰りに飲みに行った際、会社の後輩に話すと、「事故物件とかじゃないですよね?」と冗談交じりに言われる。それまで自分の新居が事故物件である可能性はまったく考えていなかった。
「頭を思い切り殴られたような衝撃でした。言われてみると、相場よりも大幅に家賃が安い理由がわからない。ヘンな間取りでもないですし、家賃を下げなければ入居者が入らないような立地でもありません。僕自身、安さに目がくらんでしまったこともあり、何も聞かずに契約してしまったので」
激安物件をその日のうちに契約
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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