「餃子の王将」コロナの逆風に“王手飛車”をかけたテイクアウト戦略が凄い
―[あの企業の意外なミライ]―
突然ですが、王将の餃子は好きですか?
高校から大学院卒業までの9年間を京都で過ごした私馬渕磨理子の“ホーム王将”は、京都七条烏丸店。「餃子の王将」は特別に思い入れのある中華料理店です。
そんな王将、コロナ禍でもその影響を最小限に抑え、持ちこたえることに成功していたのをご存知でしょうか。飲食業界の売上がもっとも落ち込んだと言われる今年4月ですら、売上は前年比21.7%減に留まっています。
なぜ王将は強いのか? 意外と知られていない、その“3つの具(勝因)”について見ていきましょう。
勝因1:客単価がむしろ上がった
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勝因2:脱・都心依存が功を奏したから
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経済アナリスト/一般社団法人 日本金融経済研究所・代表理事。(株)フィスコのシニアアナリストとして日本株の個別銘柄を各メディアで執筆。また、ベンチャー企業の(株)日本クラウドキャピタルでベンチャー業界のアナリスト業務を担う。著書『5万円からでも始められる 黒字転換2倍株で勝つ投資術』Twitter@marikomabuchi
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