更新日:2020年09月05日 08:40
エンタメ

“海外風俗YouTuber”、首元に刃物を突きつけられても「また行きたい」

いちばん「ヤバい」と感じたブラジルのスラム売春街

ヴィラ・ミモザ

ブラジルのリオ・デ・ジャネイロのスラム売春街ヴィラ・ミモザの路上バー(提供写真)

 まず、「もっともヤバいと感じた」場所として、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロのスラム売春街ヴィラ・ミモザを挙げる。   「世界一周を始めたばかりの頃で旅に慣れていなかったこともあるのですが……タクシー代をケチって電車で行ったのですが、駅からヴィラ・ミモザに歩いて近づいていくうちに、雰囲気が明らかに悪くなっていくのが怖かったですね」  周辺にはゴミが散乱し、異臭が漂う。酒やドラッグで酩酊しているのか挙動がおかしい人や、タバコを執拗にねだってくる女性……。その光景が今でも強烈なインパクトとして脳裏に焼きついていると話す。  ここで、たまたまインタビュー現場に居合わせた危険地帯ジャーナリストの丸山ゴンザレス氏がヴィラ・ミモザについて解説する。 「南米の典型的なスラムで現地民向けの安い風俗街なのですが、治安が非常に悪い。歩いていると、露出度の高い女性がお尻でアピールして積極的に客を取ろうとするところが南米っぽいですね」(丸山ゴンザレス氏)

キューバで首元に刃物を突きつけられる

キューバ

キューバ・ハバナのナイトクラブ。モデルのようなスタイルの美女が多い(提供写真)

「天国から地獄に落とされたというか……。キューバで首元に刃物を突きつけられた経験があります」  全体的に治安が悪い中南米。そのなかでもキューバは比較的良いと言われており、近年旅行者が増加している国だが……。 「ナメていましたね。路上で声をかけた女のコと遊んだあと、深夜2時ぐらいだったのですが、泊まっていたホテルまで10分ぐらいだったので歩けるかなって。移動費をケチりたかったこともあり、自転車タクシーなどは使わなかったんです」  夜道を歩いていると、背後から2人乗りの自転車が2台近づいてきた。ガラの悪い4人の男たちだ。 「嫌な予感がしながらも、何事もなく自転車は通り過ぎていきました。しかし安心したのも束の間、彼らは交差点で止まると、ナタのような刃物を取り出してきて……。なす術もありませんでしたね。抵抗しても仕方がないので、どうぞ持っていってくださいって」  こうして帰り道で強盗に襲われ、身ぐるみを剥がされてしまったという。不幸中の幸い、JOJO氏は夜遊びに出かけるときは必要最低限のお金しか持ち歩かないそうで、2000円~3000円程度の現金だけだったと話す。 「お金よりも写真を撮るためにスマホを持っていたので、それが奪われてしまったのが痛かったです。あとは、メガネ。なぜ盗られたのかよくわかりません(笑)。強盗に遭った瞬間は、意外と冷静でした。犯人は『顔を見られた』ってなると切りつけてくると聞いたことがあったんで、相手の顔を見ないようにしていました」  しかし強盗犯が去ったあとは、急激に怖くなったという。スマホを失ってしまったことからホテルの場所がわからくなってしまったからだ。JOJO氏は恐怖のなかで途方に暮れた……。  そんな経験がありつつも、キューバで懲りずに女性と遊んでいたというから驚きだ(笑)。
次のページ
彼女の家が“小屋”だった!?
1
2
3
明治大学商学部卒業後、金融機関を経て、渋谷系ファッション雑誌『men’s egg』編集部員に。その後はフリーランスとして様々な雑誌や書籍・ムック・Webメディアで経験を積み、現在は紙・Webを問わない“二刀流”の編集記者。若者カルチャーから社会問題、芸能人などのエンタメ系まで幅広く取材する。X(旧Twitter):@FujiiAtsutoshi

記事一覧へ
世界の女が僕を待っている

マネしたくてもマネできない! エロをテーマに世界100か国超を旅する人気ブロガー・YouTuberが、日本人が足を踏み入れないローカル風俗に突撃!
おすすめ記事