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年収200万で楽しく暮らす50代。会社が倒産、小遣い0円でも幸せな理由

 お金では買えない幸せとは? 年収200万円台で幸せに生き抜いている人たちを取材。今回は40代で失業したが、副業のアルバイトがセーフティネットになったという50代の男性に話を聞いた。
年収200万で楽しく暮らす

趣味の筋トレも自宅で励む佐藤勝則さん(仮名・53歳)

副業のアルバイトが失業時のセーフティネットに!

 都内のテニススクールでアルバイトをする佐藤勝則さん(仮名・53歳)は、10年前に会社が倒産して職を失った。 「地域の小さなカギ屋をしていました。その頃は年収350万円くらい。ですが、大手チェーンの圧力に勝てず倒産してしまったので、週1で入っていたテニススクールのアルバイトをがっつり入れるようにしたんです」  もともとは生徒で通っていたが、コミュニケーション力を買われ、20代の頃にバイトとして勧誘されたという。 「今の若い人はシャイだけど、僕ははしゃぐのが得意なんです(笑)。地域のおばちゃん相手だと、それがちょうどいいみたい。でも、副業としてそのアルバイトを続けていたから、失業時に命拾いしたのも事実ですね。一応、求職活動もしてみましたが『40代だとこんなに厳しいのか!』と戦慄しましたから」

時間に余裕ができ、息子の送り迎えや家事も

 年収は150万円減ったが、その分、時間に余裕ができたので、息子の送り迎えや家事は佐藤さんの担当。共働き家庭も円満、円滑になったという。 「お酒も飲まないし、趣味といえば自宅での筋トレくらい。もともとお金のかからない暮らしなんです。35年ローンで買ったマンションの支払いが残っているのでお小遣いは0円ですが、ポイントサイトを活用したり暇な日に治験のアルバイトを入れたら、月に3万円分くらいは稼げます。本当にお金を使わないので、小遣い0円でも、なぜかへそくりが貯まっていきます(笑)」  そんな佐藤さんの一番の楽しみはこれだという。 「サッカーをやっている息子の応援に家族で行くこと。こればかりは、お金では買えない幸せですから」  失業しても副業があれば、生き残れる。それどころか、思いもかけず身の丈に合った幸せを運んできてくれることもある。
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写真はイメージです

<取材・文/週刊SPA!編集部>
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