お金

年収200万円世帯がまずすべきこと。「何にお金を使うか?」を考える

 コロナショックの出口すら見えないなか、経済は落ち込み収入は下がり続け、年収200万円台も当たり前の社会が訪れようとしている。これは言い換えれば、お金に頼らない生き方がニューノーマルになるということ。そこで、年収200万円台で幸せを摑むためのお金の使い方を家計再生コンサルタントの横山光昭氏に取材した。
年収200万で楽しく暮らす

写真はイメージです

年収200万円時代の家計簿

 幸せな年収200万円生活は不慮の事故や災難で窮地に陥る脆さと背中合わせでもある。そこで、これまで2万〜3万件もの家計相談にのってきた家計再生コンサルタントの横山光昭氏に、自己防衛を伴った理想の家計簿について聞いた。 「まずやるべきは“命綱”となる貯金額の確保です。独身で年収250万円なら手取り17万円の18%、家族持ち世帯年収450万円で手取り30万円の15%は貯蓄に回す。次に固定費ですが、ここを背伸びするとじわじわと家計を圧迫するので、家賃は手取りの30%以内、通信費と生命保険料の合計は独身なら3%以内、家族持ちなら9%以内にとどめたい。そして、命綱となる金額が貯まったら、次は投資です」

投資に切り替える貯金額の目安は?

 投資に切り替える貯金額の目安は、手取りベースで年収1年分。 「そこまで貯めたらiDeCoやつみたてNISAを活用し、長期的な視野で資産形成に取り組んでいきます。それまで確保していた毎月の貯金額を投資に回してください。  たとえば、40代から『毎月5万円・年利3%』の手堅い運用を始めても20年後には運用益が430万円超となり、総額で1600万円以上の資産になる。ただ、最初の5年間は利益を実感できず、脱落者が続出する“鬼門”。ここを耐え忍ぶことができれば、果実はどんどん熟していきます」 年収200万で楽しく暮らす 預貯金を下げ、住居費を上げない限りは、すべてに従う必要はない。 「住む家にこだわりがないなら住居費を下げて貯金に回してもいいでしょうし、ゲームが好きで衣服に興味がなければ、被服費を通信費に上乗せしても問題ありません。『何が大切か?』という自分の軸があれば続くし、なければ節約は続かない。家計のメリハリが人生のメリハリにも繋がります」  年収200万円世帯は、「何にお金を使うか?」と自問自答すべし。 年収200万で楽しく暮らす【横山光昭氏】 家計再生コンサルタント。マイエフピー代表取締役社長。これまで2万〜3万件もの赤字家計を再生。著書に『37歳独身、年収300万円知っておきたいお金のこと』(毎日新聞出版)など。 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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