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“スパイスカレー作り”にハマる男が増加中。「家ごもり中に“実験”感覚で」

外出自粛中のおうち時間の充実のため

S&B

浜田さんが購入したスパイス。スーパーでも手に入るS&Bのものだ

 コロナに伴う外出自粛期間中にスパイスカレーにハマったというのは浜田真一さん(30代・独身・仮名)だ。 「仕事や飲みにいくことはもちろん、ちょっとした外出さえもしづらい空気がありました。唯一できたのが生活必需品の購入。もともと料理はあまり得意ではないのですが、気づけば数日に1回スーパーに買い出しに行って自炊することだけが楽しみになっていました。そんな中、ネットでスパイスカレーが意外と簡単に作れるということを知って、スーパーに売っていたスパイスをいくつか揃えてみました」(浜田さん、以下同)  早速ネットを参考に作ってみたというが、上手にできたのだろうか? 「クミン、コリアンダー、ターメリックを同じくらいの分量で混ぜて、最後にガラムマサラを入れるだけでそれなりの味になるので簡単でしたね。あとはほかのスパイスも入れてみたり、バターや牛乳を足したりと毎回“実験”のようにチャレンジしています」  スパイスの組み合わせや分量によって変化する味。自分なりの正解を求めて“実験”を繰り返すという行為が、探究心や冒険心などの「男心」をくすぐるのかもしれない。 「あとはコロナによって、なんとなく外食しかしていない男は弱いみたいな風潮がある気がしています。スパイスカレー作れるよ、というだけでも女性からのポイントは高いんじゃないかなと」  確かに、女性である筆者もテレビで全く料理をしなさそうな男性芸能人が「自粛中、煮込み料理にハマって……」「自炊を始めました」と言っているのを聞くと、そのギャップにきゅんとする。さらにスパイスカレーと言われると「なんだかすごくこだわりがありそう」「料理ができる男」と感じてしまうから不思議だ。  いま、様々なきっかけと理由でスパイスカレー作りにハマる男たち……。  カレーの具材自体はシンプルで意外とカンタンにできるうえ、スパイス次第で無限に広がる味の可能性。そんな奥深い世界に没頭できることから男たちに人気が高まりつつある。さらに女ウケも悪くない。スパイスカレー作りは今後、要注目の趣味かもしれない。<取材・文/松本果歩>
恋愛・就職・食レポ記事を数多く執筆し、社長インタビューから芸能取材までジャンル問わず興味の赴くままに執筆するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり、店長を務めた経験あり。X(旧Twitter):@KA_HO_MA
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