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「カレー屋」と呼ばれる無印良品が、マニアックすぎるカレーにも挑むワケ

 無印良品といえば、衣服や生活雑貨、食品など、幅広い品揃えが魅力のブランドであり、取り扱っている商品アイテムの数は約7000品目と非常にバラエティ豊か。そんな無印良品が今、SNS上で「カレー屋」と呼ばれている。

全45種類! 圧巻のラインナップ

無印良品

定番から商品名だけだと味が想像できないマニアックなメニューが揃う

 無印良品では45種類(2021年1月現在)のカレーを展開。だが、驚くべきはラインナップ数の凄まじさだけではない。定番のビーフカレーやキーマカレー、インドカレーはもちろん、タイやマレーシアのカレーなど、珍しい商品も取り揃えている。
銀座店

店頭でズラリとカレー関連の商品が並ぶ様子は圧巻

 しかも、いずれのカレーも現地で本場の味を学んで手掛けた本格派。肝心の味でもカレー好きを唸らせるクオリティになっているのだ。

インドで実施したリサーチが転機に

「無印良品のレトルトカレーは1990年代には登場していましたが、当時はいわゆる、普通のビーフカレーでした」  そう振り返るのは良品計画でカレーの開発を担当する日向桃子さん。転機となったのは、2002年に発売したタイカレーだった。
日向桃子さん

無印良品のカレー開発を担う日向桃子さん

「“商品を通して世界の食文化を伝える”をコンセプトに、化学調味料を使わないタイカレーを作りました。そして、2009年に今も人気のバターチキンが誕生。その後、2012年に当時の担当者が、初めてインドにリサーチに行ったんです。そのときの経験を生かして、“素材を生かしたカレー”という現在も続くシリーズが生まれ、最近では『カレー屋』と言っていただけるようになりました(笑)」  2012年以降、無印良品のカレーは現地でリサーチを行い、開発することが定番になったという。徐々に訪問する国が増えていき、ラインナップは自然と増えていった。
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「現地の味を再現すること」がこだわり
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