「無印良品の絶品カレー」社内人気ナンバーワンは”ごろり牛肉”
ラインナップの豊富さだけではなく、品質のよさからも「カレー屋」と呼ばれる無印良品。前回の記事では、良品計画でカレーの開発を担当する日向桃子さんに本格的なカレーの品数が増えた理由や、新商品を開発するうえでの苦労などを聞いた。
インドやタイ、マレーシアなど、各国の本場の味を再現したカレーに注目しがちだが、無印良品ではさらなる利用者の増加を目指して、“辛くないカレー”や“糖質10g以下のカレー”の開発にも力を入れている。
「無印良品のカレーの辛さは、1辛~5辛までが基本(※例外として6辛の“レッド”が存在)ですが、2019年に初めて“辛くない”シリーズをリリースしました。もともとは子供向けに本格的なカレーを作ろうと思ったのですが、辛いのが苦手な人にも選んでもらっています。実は私自身、あまり辛いのが得意ではないのでその気持ちはよくわかるんです(笑)」
カレー担当者なのに辛いのが苦手だという日向さん。しかも、カレーは好きでもなければ嫌いでもなかったというのは驚きだが、“辛くないカレー”誕生のきっかけはあくまで子供向け。にもかかわらず、辛いものが苦手な大人の反響が大きかったのは予想外だったと当時を振り返る。
「私も無理をして辛いグリーンカレーを食べていたのですが、カレーは好きだけど、辛いものが苦手な人が想像以上に多かったです。『辛くない=子供向けのカレー』のイメージを覆すような、本格的なカレーを作り出すことができたからだとは思いますが、味はそのままで刺激を抑えただけなので、これなら“飲める”とお褒めの言葉をいただきました(笑)」
“辛くないカレー”が子供以外からも支持
味はそのまま刺激を抑えた“飲めるカレー”
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