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本格派はどっち! 20万円ド中古パジェロミニvs500万円超え新型ディフェンダー

オフロード車の本格派はどっちだ? 水深90㎝までOKの究極4WD対決

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OFF-ROAD VEHICLE

 オフロード4WDというのは、オフロードでこそ本領を発揮するもの。ところが日本にはオフロードがあまりにも少ない。つまり「オフロード4WDは完全なファッション!」と思うわけですが、唯一、ファッションじゃないオフロード4WDがある。それが軽自動車のオフロード4WD! そこで最新の本格派オフロード4WDと、激安の軽オフロード4WDを比較してみました! 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます 永福ランプ(清水草一)=文 Text by Shimizu Souichi 池之平昌信(流し撮り職人)=写真 Photographs by Ikenohira Masanobu

ディフェンダーvsパジェロミニ

 新型ディフェンダーに、3ドア・ショートボディの90(ナインティ)が加わった。その試乗会が箱根で行われると聞き、SPA!本誌カーマニア軍団の流し撮り職人(以下、職人)が、「僕のパジェロミニと対決上等!」と色めき立った。
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3ドア・ショートボディの90(ナインティ)

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3ドア・ショートボディの90(ナインティ)

 ランドローバー・ディフェンダーは、一昨年、約70年ぶりにフルモデルチェンジした本格派オフロード4WDだが、昨年日本に導入されたのは、5ドア・ロングボディの「110」のみ。オフロードでは、ボディが短いほうが走破性は高くなる。つまり「90」のほうがより本格派だ。  そういう意味では、「ジムニーのような軽自動車のオフロード4WDが最強!」とも言えるので、20年落ち・車両本体20万円のパジェロミニのオーナーである職人も、雲の上のディフェンダーに対して、「胸を貸してやる!」くらいの強気なことを言うのである。
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パジェロミニの〇〇に衝撃!
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中

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