空気清浄機の「失敗しない選び方と使い方」フィルターはどう洗う?
新型コロナウイルスの感染拡大で外出を控える動きが広がるなか、気になるのが室内の空気の汚れ。適度に換気をしようにも、花粉も飛び交う時期などは、部屋の換気に頭を悩ませる人が多いはず。そこで活躍するのが、花粉やホコリなどを除去してくれる空気清浄機だ。この機会に空気清浄機の購入や買い替えを検討している人が注意すべき点はあるのだろうか。総合家電エンジニアとしてさまざまなメディアで活躍する本多宏行氏に、失敗しない空気清浄機選びのポイントや長く使うためのコツを聞いた。
空気清浄機を選ぶときにまず最初に見るべきポイントは、使用する部屋の畳数範囲内に適合しているかどうか。
「たとえば、12畳のリビングで使用するなら、畳数範囲が12畳以上の商品を選ぶべきです。ただし、それだけでなく、畳数範囲が大きければ大きいほど、商品の重量や質量も大きくなるため、使用環境に適合している商品を選ぶ際は、実際に家電商品販売店に訪問されて、サイズ感なども確認してみることをおすすめします」
また、空気清浄機が加湿機能や除湿機能を持ち合わせている場合は、加湿と除湿でそれぞれ畳数範囲が異なる点にも注意が必要だ。こちらも併せて、家電商品販売店でチェックするようにしたい。
近年は、スマホやスマートスピーカーと連携した機能を持った空気清浄機も登場している。自宅にWi-Fiの環境がある場合はこれらのモデルをチェックするのもおすすめだ。
「住居内で有害な物質をまったく発散させない環境を作ることは、非常に困難です。壁のクロスなどには塗料と接着剤が含まれるほか、室内に侵入してくるPM2.5や花粉なども含めれば、空気中には多種多様の物質が舞っています」
室内の空気に、どのような物質がどれだけ含まれているのか気になる人にピッタリなのが、スマホやスマートスピーカーと連携して、空気中の物質を計測できるタイプ。ほかにも、部屋に合わせた最適な運転モードを自己学習するAI機能を搭載した空気清浄機も存在する。興味のある人は、これらの機能を持った商品をチェックしてほしい。
「加湿」と「除湿」で適合する畳数範囲は異なる場合も

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