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『呪術廻戦』七海建人が実力も実績も十分なのに、特級呪術師になれないワケ

実は「7:3」がベストではない

メガネ 十劃呪法とは、攻撃対象を「7:3」に線分し、強制的に弱点を作り出すことのできる術式です。  簡単にいうと相手の身体を「7:3」の比率に分けて、その分け目が弱点となります。そこに正確に攻撃を当てることでクリティカルヒットとなり、格上の敵であっても大ダメージを与えられるという強力な技です。  しかし、この比率に最大の問題がありました。「7:3」で分けると本当のクリティカルヒットにはなっていないのです。

「8:2の法則」とは?

 いったいどういうことか? 実は世の中の法則は「7:3」ではなく「8:2」に分けるほうが理に叶っていることがわかっています。  これはイタリアの経済学者、ヴィルフレド・パレートが発見した法則で2割の要素が全体の8割を生み出しているというばらつきの状態を示すことから「80:20の法則」、「2:8の法則」、「ばらつきの法則」などとも呼ばれています。  簡単にいうと「全体の中で重要な部分は2割で、そこが8割の効果を上げている」ということです。  ビジネスの現場ではよく「売り上げの8割は、全体の2割の顧客が占めている」や「2割の労力で8割の成果を出す」などといわれているので聞いたことのある方も多いと思います。
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七海に欠けていたのは…
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