『呪術廻戦』七海建人が実力も実績も十分なのに、特級呪術師になれないワケ
前回は『週刊少年ジャンプ』で好評連載中の『呪術廻戦』の中から、「伏黒恵がエリートで優秀なのに、イマイチ活躍できない理由」にお話しましたが、今回は「七海建人が特級呪術師になれないワケ」を紹介します。
七海はスーツとメガネ、七三分けがトレードマークの「1級呪術師」。作中最強の五条悟にも信頼されている実力者で、主人公の虎杖悠仁からも「ナナミン」という愛称で呼ばれて慕われています。
呪術の極致といわれる「領域展開」こそ習得できていませんが、七海は絶大な威力を誇る「黒閃(こくせん)」の連続発生の記録保持者でした。
黒閃という技は、打撃と呪力との誤差0.000001秒以内で相手に当てることで発生する絶大な威力を誇る技ですが、タイミングが難しすぎるため、意図的に狙って出すことはまず不可能といわれています。
1回でも出せたらスゴイというこの技、虎杖が1日5回(うち4回は連続)の新記録を出すまでは、七海の1日4回が最高記録でした。
なぜそんなに難しい技を4連続も成功できたのかについて七海自身が解説していますが、1度決めるとアスリートでいう「ゾーン状態」になり、呪力操作が呼吸のように自然とめぐるとのこと。
このゾーン状態に入ることは高いパフォーマンスを発揮する上でとても有効なため、アスリートだけでなくビジネスの現場でも求められている大事な能力です。
1度でも難しい技をゾーン状態に入ることにより、4連続を達成したことから七海はとんでもない実力者ということになります。
そんな実力者であるのになぜ特級呪術師になれないのか。私なりに考えてみたところ、どうも七海の術式「十劃呪法(とおかくじゅほう)」に原因があるのではないかという結論に至りました。
周囲から信頼を集める七海建人
ゾーンに入ることで潜在能力を発揮
ワールドクラスパートナーズ株式会社代表取締役。日本交渉協会特別顧問。短期間に変化の起きるビジネススキルの向上を目指すセミナーや講演会を行っている
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