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大谷翔平の二刀流が相手チームに脅威のワケ。1試合で“1.1人の大谷翔平”と対戦させられる

今年は過去最高の大谷「先発出場率」

大谷翔平

投球練習をする日ハム時代の大谷

 現在ホームラン王、そしてオールスターでも勝利投手と大谷翔平選手の二刀流への話題は高まるばかりである。結果を見れば凄さはわかるのだが、今回はその中でも大谷選手オンリーである「二刀流」部分について着目し、今年の二刀流がどれだけスゴいことであるかを数字で見てみたい。  二刀流選手として日本ハムに入団したとき、そしてMLBに挑戦したときに「両立は無理だ」という反対意見はあったが、反対意見の中には「投手(野手)としてスゴいのに絞らないのはもったいない」というものもあった。もちろん一方に絞ったらどのような成績が残せたかも気になるところだが、絞らなかった結果どうなっているかをチェックしてみたくなる。

先発出場率は過去最高

 投手と打者を両立させるときに考えられる方法はいくつかあるが、今年を見てみるとオールスター前までの大谷選手は「先発投手」と「DH打者」として82試合に先発出場している。実はこれが過去最高なのだ。  2013年日本ハム入団から今年までの先発出場率を数字にしてみた。 2013 50.0%(日本ハム) 2014 51.4% 2015 30.8% 2016 71.3% 2017 42.0% 2018 56.8%(エンゼルス) 2019 56.2% 2020 70.0% 2021 92.1%(オールスター前終了時点まで) ※日本ハム時代は途中出場や守備位置変更含む  このように、スターティングメンバーに大谷翔平の名前が刻まれた先発出場率が今年ダントツで多いのである。これまで大谷翔平の二刀流をどう起用すべきかということで「抑え起用案」などさまざまな意見があったが、より多く大谷を試合に使うという点においては、今年の起用法は一つの正しい答えが見つかったようにも感じられる数字だろう。  なにより、これまで多くても7割の試合でしか大谷をスターティングメンバーで見ることができなかったところが9割を超えているのである。ほぼ毎試合大谷を見られる点では野球ファンにとって幸せな年だといえるのではないだろうか。  また、ほとんどの試合で大谷が戦力として加わっているという面でもチーム貢献度が例年より上がっているのは間違いないところだろう。
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1試合に1人以上の大谷が出場!?
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