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「魚民」のもつ鍋に1000匹の虫…飲食店の呆れた異物混入トラブル。ネジ、髪の毛、腐った野菜etc.

店員の髪の毛がラーメンに浸かったまま……

 そこで今回、飲食店における異物混入トラブルについて取材を進めてみると、かなりの数の話を聞くことが出来た。ここからは震え上がるような異物混入トラブルの事例を挙げていこう。  会社員男性(42歳)は有名ラーメンチェーンで起きた強烈な体験を語ってくれた。 「都内を中心に10店舗ほどある人気のラーメンチェーンで、ラーメンを注文したら女性の店員が持ってきてくれたんです。笑顔で『お待たせしました!』って来たんですが、丼を持ち上げたときにラーメンの丼に彼女の髪の毛がビシャッと……。  もう、ビックリして『髪の毛入ってるよ!』って怒ったら、丼を持ち替えながら『え? どこですか?』って。その時に今度は指が中に入って……。マンガみたいな展開でしたね。でも、何の悪気もなく『すいません!』ってそのまま出してきたんです」  さすがに男性は怒って、声を少し荒げたところ店長が出てきて平謝りしてきたという。 「普通、飲食店の従業員の方って、髪の毛を後ろで縛って帽子とかの中に入れるじゃないですか。でも、その店は従業員はお揃いのTシャツ着てオシャレな感じを出してて、彼女も髪を三つ編みにして前に出していたんですが、胸元くらいまであったんです。店長にもせめて髪の毛は後ろにするとかしないとダメじゃないかって言いました」  飲食店はオシャレではなく、安心安全で味を追求してほしいものだ。

噛んだらガリッ! ハンバーガーの中から出てきたものは……

 デザイナーの女性(36歳)は大手ハンバーガーチェーンで起きた一件を思い出すたび、奥歯が疼くという。 「ハンバーガーのセットを頼んで、お店の中でさぁ食べようとかぶりついたら、ガリッって。え? なに?ってなりますよね。ナプキンに出したら、ネジが入っていたんです」  すぐにカウンターに行き、ネジとハンバーガーを出したところ、店員からは驚きの対応が……。 「店員が指でネジを見ながら『あっ!』って言うんです。それで私に向かって『これは、作業するところの照明のネジですね』って平気な顔で奥に行ってネジをはめだしたんですよ。  さすがに頭にきて、夫と二人で『そんなこと関係ないでしょ! まず謝ったらどうなの!』ってキレてしまいました。あまりに声が大きく出ほかのお客さんもいて、ドン引きされましたけど(苦笑)」  その後、店長がすっ飛んできて、平身低頭で謝ってきたという。歯が欠けなかったことが唯一の救いと彼女は言う。
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腐った薬味を2度も出される
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日刊SPA!編集。SPA!本誌では谷繁元信氏が中日ドラゴンズ監督時代に連載した『俺の職場に天才はいらない』、サッカー小野伸二氏の連載『小野伸二40歳「好きなことで生きてきた~信念のつくり方~』、大谷翔平選手初の書籍となった『大谷翔平二刀流 その軌跡と挑戦』など数多くのスポーツ選手の取材や記事を担当。他にもグルメ、公営競技の記事を取材、担当している

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