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「自分のほうこそ被害者だ」と主張する人々は話を盛る傾向がある

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一見、パートナーのほうがヤバそうな相談でもよくよく聞いてみると相談者のほうがはるかに問題アリだったというケースは多い

「俺は悪くない、みんなそう言ってた」

 DV・モラハラ加害者が、愛と配慮のある関係を作る力を身につけるための学びのコミュニティ「GADHA」を主宰しているえいなかと申します。  僕自身もDV・モラハラ加害者です。そのせいでたくさんの人を傷つけ、仕事や家庭が破綻寸前になり、ようやく自身の加害行為、それを生み出す加害的な思考・価値観を自覚しました。現在は日々自分の言動を改善しながら、妻と関係を再構築させてもらっています。  この連載では、僕自身の経験や当事者会での気づきを共有していきます。職場や家庭でモラハラに苦しんでいる方々、無自覚に加害を行っている方々の参考になれば幸いです。

加害者の特徴は「相談しながら自己正当化」

 加害者は、自分の加害性を認識することが非常に苦手です。その理由の1つに、「自己正当化可能な相談をする」というものがあります。  つまり、人に相談するときに聞き手が「うーん、それはパートナーも過剰な反応じゃない?」「それは普通じゃん、お前は悪くないよ」と言われるような相談の仕方をするということです。  そしてそれを受けて被害者に「同僚もこんなふうに言ってたし、俺は悪くない」と、自分の正当性を主張するというわけですね。  しかし、それはあくまで加害や被害の知識が足りない人にしか通用しません。今回はその実例を、個人情報保護のために一部改変しながらお見せします。
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一見「パートナーの方がヤバそう」に見える相談
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