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パチンコ「真・花の慶次2 漆黒の衝撃 EXTRA RUSH」。技術介入要素と熱いポイントを実戦データから解説

P真・花の慶次2 漆黒の衝撃 EXTRA RUSH

P真・花の慶次2 漆黒の衝撃 EXTRA RUSH
ニューギン
©隆慶一郎・原哲夫・麻生未央/NSP 1990, 版権許諾証YCA-239

 2018年に導入され、ロングヒットを記録した「真・花の慶次2 漆黒の衝撃」。そのニュースペックとなる「真・花の慶次2 漆黒の衝撃 EXTRA RUSH」が今月導入されました。前作は「右打ち中の大当りが2400個」という爆発力で人気を博しましたが、CR機からP機となり、ミドルからライトミドルスペックになったことで、どのような変化があるのでしょうか。今回は実戦を行ったときのデータを交え、新たに生まれ変わった慶次漆黒のスペックと魅力を解説していきます。

突破型スペックを時短がサポート

 前作はミドルスペックの転落タイプ。右打ち中は継続率が約65%で、出玉はオール2400個という一撃性が魅力でした。そして今作は、ライトミドルスペックの時短突破型、そして突破後は転落タイプとなっています。初当り後は基本的に40回転の時短に突入。その時短中に約1/199.8を引いて、継続率約81%となる「天下無双の前田慶次ZONE」への突入を目指すゲーム性です。  ただ、本機種は「C時短」が搭載されており、時短中は約1/73の確率で50回転以上の時短に再突入します。つまり、初当り後は純粋に40回転以内に1/199.8を引かなければいけないわけではなく、約1/73を引いて時短を延ばしつつ、モードが終わるまでに1/199.8を引けばよいのです。  なお、トータル突破確率は約37%と、突入までのハードルは高めですが、突破時の平均獲得出玉は約6811個。これはミドルスペックだった前作のRUSH突入時平均獲得出玉と比べて、1000個近く多くなっています。突入率が低くなりましたが、「ライトミドルスペックの方が一撃性が高くなった」ということです。  当たりやすくなったものの、連チャンモードに入りにくくなり、CR機からP機になったものの、一撃性は増したという今作の慶次漆黒。この機種は実際に打ってみないとわかりません。ということで、導入初週に朝一から実戦してきました。

前作を踏襲した演出の数々

 通常時の演出は、弱系リーチハズレ後に発展する「傾奇チャレンジ」が追加された以外、前作と全く同じです。ヘソの振り分けからの確変が1%で、通常が99%のため、虎柄などの超プレミアム演出を目撃する確率はかなり低くなったでしょう。  そして時短中は、前作のRUSH中の演出がベースとなります。時短突破後に突入する「天下無双の前田慶次ZONE」は、完全なる新モード。RUSH図柄が止まるまで継続する即当たりメインのモードです。図柄が揃えばオール10R確変大当り、RUSH図柄停止で再び時短に突入し、そこでの引き戻し率を合わせた継続率が約81%となります。
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実戦結果はいかに
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Web編集者兼ライター。フリーライター・動画編集者を経て、現在は日刊SPA!編集・インタビュー記事の執筆を中心に活動中。全国各地の取材に出向くフットワークの軽さがセールスポイント
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