――カズレーザーさんが考える、理想の「ダラダラした大人の休日」はどんなものですか？ カズレーザー：なんの目的もないのに、ヤマダ電機とかブラブラしたりとか。そして、ブラブラした末に「何もほしい物ないな」って思ってみたり。 あとは、全然興味ないギャラリーに入って、まったく知らない絵を見て、「うまいのかな、これ？」「誰が買うんだろう」と何も心が動かない自分を確認したり。そして、その絵の価値がわかったような顔してギャラリーをウロウロして、1日をなんとなく終わらせたい。そんな休日はすごく楽しそうだなと思います。 とはいえ、休みの日も、僕は全身真っ赤な目立つ格好で、「ドラクエウォーク」をしながら歩いていたりするので、すぐに周囲の人にバレるんですけどね（笑）。 ――ラジオの収録日である今日もそうですが、カメラが回らない日も、トレードマークの赤い服を着てらっしゃるそうですね。仕事だけじゃなく、ダラダラするときも赤い服は欠かせないんですね。もともとは漫画の『コブラ』に憧れて、赤い服を着始めたのだと伺ってます。 カズレーザー：そうですね。そんな理由で、高校時代からずっと赤い服です。 ――赤い服を着ると、スイッチが入る部分もあるんでしょうか？ カズレーザー：そういうわけでもないですね。ただ、今日のTシャツなんかは完全に寝間着ですが、たまに赤いネクタイなんかを締めたりすると、「今日はよそ行きだな」って思って気が引き締まったりすることもあります。