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ケンコバ、東野、ゆりやん…吉本のお家騒動を“笑い”に変えた芸人たち

 吉本興業に所属していた芸人たちが、直接仕事を受ける闇営業を行い、反社会勢力から金銭を受け取っていたという一連の問題。明石家さんまから「ポンコツ会見」と揶揄された岡本昭彦社長の記者会見も火に油を注ぐ結果となってしまった……。
吉本興業

※画像は吉本興業のホームページより

 松本人志や加藤浩次をはじめ、吉本所属の芸人たちが上層部や企業体質へ批判を向けた。各テレビ局の報道番組で取り上げられるような、大きなお家騒動に発展したが、大御所だけでなく、多くの中堅・若手芸人までもが、コメントを求められる事態となった。  芸人たちにとって、この問題は非常に話しづらいはずだが、なかには騒動をネタにして笑いに変えた者もチラホラ。そこで今回は、吉本所属という難しい立場でありながら、この騒動で笑いを取った芸人たちをご紹介しよう。

ケンドーコバヤシ:コメントでボケまくり

 一癖ある芸人として知られているケンドーコバヤシが、“闇営業”について意見を求められたのは、コメンテーターとして出演している『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』(TBS系)でのこと。番組内で一連の問題が特集され、吉本所属タレントとして発言を求められた際には、「吉本所属じゃない」、「生島企画室です」とボケてコメントした。  さらに、「この不意打ち企画は何なんですか」と怒って見せたコバヤシは、騒動を受けての心持ちについて聞かれると、「この件に関しては、藤原の方から」と、岡本社長の会見を思わせるような応答で切り返した。  こういったボケに対して、共演者のJOYが突っ込んだところ、「お前をクビにするぐらいの力はあるんだぞ」とダメ押し。最初から最後まで、芸人魂を貫き通したその姿に視聴者から賞賛の声が多数上がった。
ケンコバ伝説

吉本に対して、思うところもあるはずのコバヤシだが、この問題については芸人らしくネタにして料理した(画像は『ケンコバ伝説』の表紙より)

池乃めだか:お馴染みのネタで対処

 ナインティナイン・岡村隆史からは「あれが吉本ちゃうかって」と、明石家さんまからは「こういうコメントが一番」と、絶賛される発言を残したのが、長年吉本新喜劇で活躍してきた大ベテラン・池乃めだか。 『とくダネ!』(フジテレビ系)のなかで、直撃取材を受けた池乃。吉本に対して言いたいことはないかと問われると、「背が高くなる薬を、開発してくれということぐらい」と、鉄板ギャグで応じた。  多くの芸人が手放しで褒めているこの状況に、『ノンストップ!』(フジテレビ系)で異を唱えたのが小籔千豊。このボケは「全然大したことない」と言い放った小藪は、「本当の願いを言っているだけ」と突っ込みを入れ、先輩をネタにして、さらに笑いを生み出した。

東野幸治:発端の入江を褒めて後悔!?

 闇営業問題の中心人物として、吉本から契約解除されてしまったカラテカ・入江慎也。その相方である矢部太郎が記した『大家さんと僕 これから』の刊行記念イベントに同席した東野幸治も、騒動をネタに変えた。  イベントが始まってすぐ、「友だち1万人とかいない?」と矢部に尋ね、入江を彷彿とさせるコメントで軽く笑いを取った東野。その後には、吉本芸人たちを紹介する「この素晴らしき世界」という連載を、週刊誌で行っていたことについて、「タイトルをほんまに後悔した」と裏話を明かした。  東野が悔いた理由は、連載のなかに入江を登場させて、褒めたから。素晴らしき世界のはずが、「こんなことになると、誰が思いましたか」と、自虐を交えながら客席を沸かした。
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変顔で伝えたメッセージ!?
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