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埼玉に住むクルド人高校生の目線で描く、難民申請者の今

「いろんな人がいる」ことを知って

マイスモールランド

©︎2022「マイスモールランド」製作委員会

――日本でも、若い世代には変化があると感じたとのことでした。 川和田:はい。この映画を製作する過程でキャストの方々と話して思ったことは若い世代の感覚は変わって来ているのではないか、ということです。 排他的な意識は親の世代が持っていると子どもに引き継がれてしまうものです。そうした状況の中で「いろんな人がいる」と伝えることが、日本で暮らすミックスルーツである私の役割なのかなとも感じています。 クルド人難民に限らず、この映画を通して「様々な立場の人がいる」ということを知ってもらえたら嬉しいです。
マイスモールランド

©︎2022「マイスモールランド」製作委員会

<取材・文/熊野雅恵>
ライター、合同会社インディペンデントフィルム代表社員。阪南大学経済学部非常勤講師、行政書士。早稲田大学法学部卒業。行政書士としてクリエイターや起業家のサポートをする傍ら、映画、電子書籍製作にも関わる。
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「マイスモールランド」
5月6日(金)新宿ピカデリーほか全国公開
出演:嵐莉菜、奥平大兼、平泉成、藤井隆、池脇千鶴、アラシ・カーフィザデー リリ・カーフィザデー リオン・カーフィザデー、韓英恵、サヘル・ローズほか
監督・脚本:川和田恵真
主題歌:ROTH BART BARON 「N e w M o r n i n g」
企画:分福  制作プロダクション:AOI Pro. 共同制作:NHK  FILM-IN-EVOLUTION(日仏共同制作)
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
製作:「マイスモールランド」製作委員会
配給:バンダイナムコアーツ
©︎2022「マイスモールランド」製作委員会
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