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N-BOXvsタントの勝者は?知られざる軽ハイトワゴンのコーナリング性能対決

対決の結果は…

オートクラブ

N-BOX

 こうして2台の軽ハイトワゴンは、ドライバー交代を行いながら、東名高速から一路箱根を目指して爆走。雨が降り出すなか、長尾峠で激しいハンドリングテストを行った。 永福:マリオよ、感想は? マリオ:コーナリング性能がこんなにも違うとは、衝撃でありました! 永福:どちらが上だ? マリオ:タントであります! 永福:やはりか。

カーブでのグラグラ感

マリオ:市街地や高速巡行では、N-BOXのほうが静かで乗り心地もよかったのですが、ハンドリング面では、N-BOXは操舵ゲインのダルさというか、ステアリングの不感帯が大きめで、かつ、ある領域から急に反応し、ガクッとロールするのであります。 永福:うむ。カーブでのグラグラ感が強いな。 マリオ:ただ、乗っててイヤになるほど酷くはなく、軽ハイトワゴンはこんなものだろうとスルーしておりました。 永福:確かに普通に走っている限り、N-BOXは非常に快適である。
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タントに乗り換えると…
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中

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