仕事

「変化を嫌う、職場の老害」が生まれるワケ。仕事が“10倍効率化”しても不機嫌に

自分の半径5メートルから変えていく

元山文菜

業務コンサルトでもある元山氏

元山:若い世代の方から「今までのやり方を否定したら生意気と思われてしまうかもしれない」と相談を受けますが、新しいやり方に気づいていないだけのこともあります。  私自身40歳を過ぎて思いますが「こんなやり方をしたいです」と提案されて「生意気だな」と思うことはほとんどありません。それでも、抵抗されてしまう場合には大きく改善しようとせず、自分の半径5メートルから変えていくイメージを持ってください。  いつものExcel表に少し関数を入れてみたり、申請書のフォーマットを少し変えてみたり……そんなふうに個人としてのスキルを上げて転職していった方もいます。ゴール目線で正しいことをしていれば、きっと大丈夫です! 変化を楽しんで、一緒に業務改善を進めていければと思います。 <取材・文/木村義孝> 【元山文菜】 株式会社リビカル代表取締役。業務コンサルタント。大学卒業後、株式会社サクラクレパスに入社。その後、富士通株式会社に転職。2017年に独立し、現在の株式会社リビカルを設立。個人や企業にとっての「価値ある時間の創出」「経営資源の拡大」を支援。共著に『業務改善の問題地図』(沢渡あまね、技術評論社)がある
副業フリーライターとして2年活動したあと独立。子育ての苦労と楽しさを噛みしめつつ、マンガ趣味の影響で始めた料理にも全力投球している。クルマを走らせながら一人でカラオケするのが休日の楽しみ
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