更新日:2024年05月16日 12:49
仕事

「仕事ができない=やる気がない」と単純解釈していた…パワハラ上司が自分の“過ち”に気づけたわけ

被害者かもしれないあなたへ

「あなたのため」というのは偽りです。それが言い過ぎだとしても、「あなたのため」という言葉は、どんなにきつい言葉を言っても良い免罪符になったりはしません。  あなたの状況や考え、努力などを理解しようとせず、「お前は間違っている」と言わんばかりに正論や相手の考え(正しさ)などを一方的に振りかざされる辛さは、筆舌に尽くしがたいものだと思います。  様々な専門機関や相談窓口がありますので、ぜひ「パワハラ 被害」「モラハラ 被害」などで検索してみてください。

加害者かもしれないあなたへ

 自分自身の状況や気持ちを正直に相手に伝えること(自己開示)は、自他共に持続可能な人間関係を築いていく上で非常に重要なことです。 「できない自分」を認め、相手に伝えることは、とても勇気の必要なことだと思いますが、相手は自分が思っているよりもあっさりした反応であることも少なくありません。  あなたにとっての「当たり前」は、単に「自分自身がそう思い込んでいるだけ」ということもよくある話です。そうした自分にとっての「当たり前」を今一度振り返ってみるのも良いと思います。そこに、自分も相手も生きやすくなるためのヒントがあるかもしれません。
DV・モラハラなど、人を傷つけておきながら自分は悪くないと考える「悪意のない加害者」の変容を目指すコミュニティ「GADHA」代表。自身もDV・モラハラ加害を行い、妻と離婚の危機を迎えた経験を持つ。加害者としての自覚を持ってカウンセリングを受け、自身もさまざまな関連知識を学習し、妻との気遣いあえる関係を再構築した。現在はそこで得られた知識を加害者変容理論としてまとめ、多くの加害者に届け、被害者が減ることを目指し活動中。大切な人を大切にする方法は学べる、人は変われると信じています。賛同下さる方は、ぜひGADHAの当事者会やプログラムにご参加ください。ツイッター:えいなか

孤独になることば、人と生きることば孤独になることば、人と生きることば

モラハラ、パワハラ、DV
人間関係は“ことば”で決まる

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