小6で体重は30kg未満。“猟奇的な母の暴力”で狂った男の人生「心の根っこを洗脳されて」
―[家族に蝕まれる!]―
「トラウマなんでしょうね、女性との性行為の際、思わず『喘ぎ声を出すな!』と怒鳴ってしまったこともあります。申し訳なかったなと思っています」
そう言って肩を落とすのは、小川諒平氏(仮名・30代)だ。会社員として順調に出世している彼のトラウマの根源は、母親にあった。小川氏によれば、母親は明るい性格で流行に敏く、人の輪に入るのが巧みな「愛され上手な女性」。
だが、家庭で見せる顔はまったく異なっていた。
「泣き声がうるさい」という理由で…
「小さなミスでも咎められた」影響が現在も…
ライター、エッセイスト。可視化されにくいマイノリティに寄り添い、活字化することをライフワークとする。『潮』『サンデー毎日』『週刊金曜日』などでも執筆中。Twitter:@kuroshimaaki
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