更新日:2024年06月12日 15:19
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平井理央が語る、経営者トーク番組で学んだ「古舘アナの凄さ」や「教育と健康の大切さ」

「体の健康」を保つために予防医学を学んでいる

For JAPAN -日本を経営せよ-

「For JAPAN -日本を経営せよ-」収録中の様子

──普段から健康のために取り組んでいることはありますか? 平井:健康には「体の健康」と「心の健康」、「社会的健康」の3つの柱があると番組で紹介されていましたが、私の場合はありがたいことに、性格のおかげか、心の健康と社会的健康は比較的に健やかに保つことができています。  その一方で、やはり40歳を超えると体の健康が一番気になるようになったので、最近では予防医学の観点から食事・運動・睡眠の3つのバランスを保つために大事なことを勉強しています。 ──予防医学を学んでいるとのことですが、何か実践していることはあったりするんですか。 平井:自分の体内にどういう栄養素が蓄積されているのかを検査でチェックできるんですが、そこで判明したのは非常に葉酸が足りないことでした。 葉酸はビタミンBの一種で、血を作る働きをする栄養素なんですけど、それが著しく少ないみたいで……。  人は息を吸い込み、血中の赤血球がその酸素を体の隅々まで運んでくれるのですが、赤血球が足りないということは、私は十分に酸素を身体に届けられていないようなんです。いわば、高地で生活しているみたいな状態になってしまっているので、葉酸が豊富に含まれるブロッコリーやレバーなどを積極的に摂るように心がけています。そういった知識を理解した上で食事を摂ると、より美味しくいただけるなと思っていて、予防医学を学びながら自分の体でも実践できるのはとても楽しいですね。

一番嬉しいのは「周りの人の笑顔を見られた瞬間」

平井理央さん

フリーアナウンサーの平井理央さん

──会社で働いていると、ある程度は健康を見てくれるわけですが、フリーランスの場合は自身で健康のケアをする必要があり、食事以外で気をつけていることがあれば教えてください。 平井:会社にいた時は、もし自分がどうしても出られなくなっても、他のアナウンサーの人が代役を務めることで穴埋めできる環境がありました。それが、独立して個人で働く場合には替えがきかず、今は本当に自分1人しかいないので、体調管理にはとても気を付けています。現在は局アナ時代に比べたら、自分のペースでスケジュールを組めるため、無理をしないように留意しています。 ──「自分をいたわる」ことや「無理をしない“ゆとり”」を大切にしながら挑戦を続けている平井さんにとって、活動の原動力になっていることは何でしょうか。 平井:自分にとって、最も嬉しいことは「周りの人の笑顔を見られた瞬間」です。例えば、スタッフの方や関係者の皆さんが準備してくださった番組に出演させていただいた上で自分のパフォーマンスをスタッフの方から「ありがとう、助かったよ」と言っていただけたりするとすごく気持ちが弾むんですよ。  自分がインタビューするときも、インタビューした相手の方がいい表情になっていったりとか、「こんなこと話したの初めてです」と言って笑ってくれたりすると、それが自分へのご褒美というか、周りの人の幸せを感じられると嬉しくなっちゃうんです。
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フジテレビ時代に感じていた「愛社精神」
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1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている

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