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秘密資料を客に誤送信…背筋が凍ったミス告白

日本の夏、怪談の夏。でも、ちょっと待て。いるかいないかわからん幽霊より、もっと怖い話が身近にあるでしょ。てなわけで、会社と仕事にまつわる“生きた心地がしなかった体験”“冷や汗タラ~リ体験”を集めてみました。これで少しは暑さもやわらぐ……かも!?

― [臨死的ミス]編 ―

恐怖体験「ある案件で担当者全員が『誰かが建設資材発注をやってるはず』と思っていたら、誰もやっていなかった」(32歳・男・建設)は、ありがちな失敗だけに肝が冷える。

「取引先に見積エクセルファイルを送ったところ、誤って外注費などもろもろの原価が明記された内部向けの資料を送ってしまった」(28歳・男・ウェブ制作)も起こり得るミスで他人事じゃない。付き合いの長いクライアントで大事には至らなかったらしいが、「担当者から『結構(マージンを)抜いてるんですね~』と皮肉を言われた」とは、じわじわ来る恐怖って感じ。

「機械を新規に納入し電源を入れた途端、機械の電源部分で爆発があり、建物中の電源が落ちてしまった。すべての業務が止まり、データも消えてしまう状況に」(48歳・男・製造)は、まさに目の前真っ暗。

 さらに「大型マンション物件の見積もりを出し、それで成約したのだが、あとで見積書を見直すと金額を1桁少なく入力していたことが発覚。その差額は自分の給料はもちろん、貯金や退職金ともかけ離れた額で、もうどうしていいかわからなかった。結局、先方がミスとわかっていて正規の額で契約してくれていて事なきを得た」(36歳・男・住宅機器)。機転の利くクライアントに救われたね。

◆誤植した電話番号がヤクザの事務所だった!

 また、一歩間違えれば“臨死”じゃ済まないケースも。

「調剤ミスで違う規格のインスリンを出してしまった」(27歳・女・医療事務)。患者さんはご無事だったでしょうか……。

 極めつきは「ある雑誌の編集部にいたとき、同僚が誤植した電話番号が、なんとヤクザの事務所の番号だった。発売前に発覚し、担当者とデスクが先方の大阪の事務所まで謝りに行ったがそのまま軟禁状態に。『社長を呼べ』という話になり、社長と専務が札束抱えて現地へ。相当な金額を払って翌日、全員無事に帰還した」(47歳・男・出版)。ちなみに同僚は死ぬほど懲りたらしく、「二度と同じ過ちをしないよう、その誤植部分を切り抜いて財布の内側に貼り付けていた」というから、恐怖のほどがうかがえます~。

イラスト/坂本千明
― 背筋が凍る[会社の恐怖体験]大全【1】 ―




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