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フォトブック作成を渋る栗原類を変えた一言とは?

栗原類 イケメンなのに超ネガティブとして現在人気沸騰中のモデル、栗原類(17歳)。  この度、自身初のフォトブックとなる『ネガティブですが、なにか?』(扶桑社刊)を発売したのだが、ネガティブな本領発揮。当然のことながら当初は本をつくることに対してもまったく乗り気でなかったという。  スタジオに来て、編集部が作ったラフを見るや否や、「こういうアイドルみたいな本は嫌です…」と難色を示し始め、撮影現場にいきなり暗雲が垂れ込めたとか。 栗原類 そこへ彼のスタイリストを務めるお母さんが到着し、なにやら英語で議論を始めた。引き受けたからには責任を果たしなさい、と諭しているようだ。  シールや付録など悪ノリしてはいるが、アイドル的なテイストではなく、あくまでシャレなのだと、制作スタッフも懸命に説得を続ける。  そんな中、渋る彼の気持ちを一転させた一言が……。 「ルイ、これはサブカル本なんだから。松尾スズキさんに『くすっ』と笑ってもらえるような本を目指すのよ!」(byお母さん)という一言だった。  なんと、それまでネガティブに渋っていた彼は、その一言を聞くと「ああ、なるほどね。わかった」とあっけなく納得……。

(C)Yoshika Horita

 松尾スズキさんの威力にも感謝だが、こういうセンスが通じ合う親子というものに驚く。それもそのはず。彼のお母さんの栗原泉氏は洋楽業界では有名な通訳者で、ポール・ウェラーやリアム・ギャラガーなど来日アーティストたちとの交流も多いのだ。  今回の本『ネガティブですが、なにか?』にも、幼少時のお宝写真として、2005年フジロックの会場でシガー・ロスと一緒に写っている10歳の彼の姿が掲載されている。これは、たまたま虫取り網を手に遊んでいた彼にメンバーが声をかけて実現したもので、後にバンドのオフィシャルな写真としても使用されたそうだ。 ⇒当時の写真はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=329516  また、同書の「My Favorite Music」コーナーでは、お母さんの影響で幅広く聴いてきた音楽について、彼自身のお気に入り作品やこだわりを語り、私物のTシャツコレクションページでは、お母さん所有の「ジョイ・ディヴィジョン」や「ザ・スミス」などのロックTシャツを公開。  イケメンモデルのファッション本というだけでなく、40歳以上のUKロックファンにはたまらない内容になっているという。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
ネガティブですが、なにか?

話題の“ネガティブすぎるイケメンモデル”初のフォトブック。

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