ハングオーバー! 俺たちの泥酔白書2011夏
俺の夜(※)」メンバーはどんなエピソードがあるのか聞いてみると……。
「北海道に行った時、昼から飲んで気が付いたら飛行機の中。で、また気を失って、目が覚めたら中野の家にいた」(苫米地)
「山手線に乗って気が付いたら品川の車庫に入る寸前で、カバンも電話もない。渋谷から乗ったのに荷物は池袋で発見され、知らぬ間に彼女を呼び出してたらしく、もちろんフラれました」(スパム)
「釣り仲間と船釣りに行って、釣りの後に飲み会。で、気が付いたら、家の玄関でぶっ倒れていて手には釣った魚を握っていた」(スギナミ)
「いや、ちょっと法律的な問題で言えませんよ。手マンとか……」(テキサス)
まぁ、最後のテキサスの話はどうでもいいが、やはり百戦錬磨の遊び人たち。エピソードには事欠かない。ちなみに私のエピソードはというと……。
「ゲイバーのママに口説かれ、どうにもしつこかったので『絶対にヤらせない! でも、しつこいからちょっとだけわがまま聞いたるわい!』と言って、ポコチンを見せるということで落ち着き、70歳のオカマの前でポコチンを出していました」(ライター・野中ツトム談)
まぁ、かわいいものである。
ちなみに我らがSPA!編集部では、「明け方の電話はクレームの電話か泥酔した編集長からの誘い」という不文律があり、恐れられているのであった。
では、一般の人たちはどんなエピソードがあるのだろうか。聞き込みをしてみると、これがまた出るわ出るわ。爆笑エピソードのオンパレードである。
「最近、家で一人で飲むんですが、飲むたびに記憶がなくなります。朝起きると2ℓの焼酎がほとんど空いてて、飼ってる犬が怯えた顔で見つめてきます」
(34歳・女・デパート勤務)
「二日酔いの日はポケットを探るのが怖い。意味不明なものがたくさん入ってます。電池30本パック、大福もちはかわいいもんで、割れた携帯や知らない家の鍵とか血まみれのお札とか……。毎回自己嫌悪になります」
(37歳・男・メーカー開発)
「駅から200mくらいで家なんですが、最近はその距離すら帰れない時がある」
(34歳・女・インテリアデザイナー)
「警察に起こされたんですが、まったくもって知らない部屋。どうやら間違えてアパートの隣室に上がり込んでたらしく、そこの部屋の方が帰ってきて警察を呼んでいました」
(29歳・女・証券会社)
「帰ったら彼氏が全裸でテーブルの上にしゃがみこんで、やかんから水を撒いてました。びっくりして『どうしたの!』って叫んだら、『火事になるとあかんから水撒いとった』って言われて、なぜか涙が止まりませんでした」
(30歳・女・ライター)
「酔うと奢る癖があるみたいで、二日酔いの日は財布の中がスッカラカンです」
(31歳・女・アパレル)
他にも「横須賀に帰ろうとして電車に乗ったのに、気が付いたら成田にいました」や「なぜか車のトランクの中で寝てて、夏場だったから死にそうになった」、「コンビニの弁当を買い占めたみたいで、30食くらいの弁当が部屋中に散乱してました」などなど。
みなさん本当にお酒が好きなんですね。
こうした失敗談があるからこそ、お酒はヤメられないのかもしれませんな。
※「俺の夜」(https://nikkan-spa.jp/yoru)
記者が自腹で集めた夜遊び情報を紹介する本誌の人気連載
文/テポドン(本誌)
『ハング・オーバー』という二日酔い映画が話題になっている。
劇場では、身につまされる思いに苛まれながら、わかる!わかる! うんうん……と、自身の二日酔い体験を反芻しながら自己投影してスクリーンに見入る観客が続出中だという。
かくいう私、テポドンも、こちらの映画を二日酔いのまま朝イチの劇場で見たのだが、監督はひょっとして俺の行動を見ていたのでは……と思ってしまうほどに、酒飲みたちの行動真理をしかと描いている。
こうした二日酔いにまつわるエピソードは、宴席では定番。そこで今回は二日酔いエピソードを集めてみた。
目が覚めたら知らない男(女)がいた!
なんて、ぬるいエピソードじゃ満足できねぇぞ!
まずは本誌編集部にて泥酔エピソードを聞いてみると……
「大学の頃、サークルの飲みで泥酔しちゃったんです。で、次の日、家で寝てたらサークルの男のコから電話があって、酔った勢いで付き合うことになってたみたいで……。でも、けっこうその人のこと好きだったし、ま、いっかって……テヘ」
と語るのは本誌のA子。まぁ、そんなノロケに付き合ってる暇はない。チッ!と舌打ちして次に。
「先週、起きたらおねしょしてました」
とは本誌のカニシャツ氏。そうそう! こういうのを聞きたかったんだよ! さらにオマケで、なんとデスクからの電話に驚いて、ちょっとだけ括約筋が緩んでしまい、大惨事を引き起こしたという。
「先日、酔って帰って寝ていた彼氏を散々罵倒したらしいです。昔の女の話を引っ張りだして、『その女友達はセックスありの友達か! なしの友達か!』と問い詰めたみたいです。朝起きたら鬼の形相で説教されました」
と失敗談を笑顔で語るのは本誌泥酔女王のM子。これからも酔い続けてほしいものだ。
ならば泥酔の総本山たる「◆無意識の罪 飲酒の罰
『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』 人生最高の夜を楽しんだはずの男たちを待っていたのは、史上最悪の二日酔いだった! |
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