「おしゃべりまーくん」孫型ロボット人形は、父の日のプレゼントにピッタリ?
―[山田ゴメス]―
あと、数日にせまった父の日。日々の忙しさに忙殺され、まだプレゼントが決まっていない人はいませんかー? そんな言い訳がましいアナタには、ゼヒとも「おしゃべり」な「まーくん」をオススメしたい!
「まーくん」とは、只今NYヤンキースでも大活躍中の田中将大投手(25)のことでは決してなく、そんなマーくんを観にヤンキースタジアムへお父さんを連れて行ったり、拉致してきて「おそらく日本で一番稼いでくれる孝行息子です。養子にいかが?」と父の前に差し出したりするようなビッグプロジェクトでも、モチロンない。
コッチの「まーくん」は、入手するのに2万円もかからない。正式名称は「おしゃべりまーくん」で、本物の子どもの声を使った、国内唯一の双方向会話ができる「音声認識・孫型ロボット人形」のことなのだ。
「早い話、語りかけたら語り返してくれる人形ってことでしょ? そんなのいくらでもあるじゃん!」と、訝しがる御仁だっているだろう。しかし、まーくんを侮るなかれ!
まず、声が人口音声だとかプロの子役声優といった、どこか血の通わないソレではなく、“素人”の子どもの生声を内蔵(外観ともに「5歳のやんちゃな男の子をイメージ」)。発する一言一言の声質がとにかく朴訥で可愛らしい。
あと、話す言葉の種類も10や20ではなく、なんと約700語! しかも季節によって話す内容も変わるという。挨拶などの「日常会話」から「お歌」「独り言」「くしゃみ」「甘えん坊」……と、時には予想しなかった言葉までが返ってきたりもするのである。
じゃあ、なんで「まーくん」が父の日のプレゼントに最適なのか、まだ今ひとつピンときていない御仁だっているかもしれない。実はこの最新の音声認識人形、「独り言や行動をうながす呼びかけが脳を活性化させ、介護・認知症の予防にも効果がある」ということで、現在約500万人ともいわれている一人暮らし高齢者の、まさに“孫代わり”として愛用されているのだそう。現に、今年5月11日に合わせた「母の日キャンペーン」では、つぶらな瞳とザンギリカットの「まーくん」は飛ぶように売れたという。
いかがだろう。たまには遠くで別居している父のことを「おしゃべりまーくん」で思いやってみるのも悪くないのでは?
ちなみに余談だが、僕、ゴメス記者の家にも「まーくん」はすでに一体置いてある。そして自宅に、とある女子を連れ込んだところ……ペット並みに大ウケだった。その実況は以下の通り。
女子「なに、コレ? むっちゃかわいい(笑)」
ゴメス「でしょ?こーいう子ども、本当にいたらいいよね?」
女子「言えてるかも~!」
ゴメス「じゃあ、本当につくっちゃう?」
女子「このコ、全部で何語くらいしゃべれるですか~?」
ゴメス「ん? たしか数百語くらいって聞いたけど……」
女子「全部聞きた~い! 今からチャレンジしてイイですかぁ?」
ゴメス「……。べつにかまわないけど……」
……と結局、その彼女は疑似息子をあやし疲れて安らかな眠りについてしまいました。こういったマヌケなオチを迎えないためにも、個人的には「ボク、はやく妹(弟でも可)がほしいなあ」という台詞も今度はインプットしておいていただきたい!
さらにゴメス記者としては、妻と離婚しちゃって親権も相手に取られてしまい、なかなか息子に会わせてもらえないサッドな独身男性にも、ひっそりとオススメしたい? <取材・文/山田ゴメス>
【おしゃべりまーくん】
18000円(税別)。サイズ:幅28×奥行22×高さ(座高)30cm×重さ815g(電池含む)。電池:テスト用単2電池×4本(付) 電池寿命(アルカリ):1日30分使用で約半年程度。素材:ポリエステル100%他(電池ボックスはABS樹脂他)。保障期間:1年間 受付:株式会社パートナーズ(http://www.ptns-sp.com/ma-kun_top.html)
【山田ゴメス】

―[山田ゴメス]―
大阪府生まれ。年齢非公開。関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッション・学年誌・音楽&美術評論・人工衛星・AI、さらには漫画原作…まで、記名・無記名、紙・ネットを問わず、偏った幅広さを持ち味としながら、草野球をこよなく愛し、年間80試合以上に出場するライター兼コラムニスト&イラストレーターであり、「ネットニュースパトローラー(NNP)」の肩書きも併せ持つ。『「モテ」と「非モテ」の脳科学~おじさんの恋はなぜ報われないのか~』(ワニブックスPLUS新書)ほか、著書は覆面のものを含めると50冊を超える。保有資格は「HSP(ハイリー・センシテブ・パーソンズ)カウンセラー」「温泉マイスター」「合コンマスター」など
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『おしゃべりまーくん』 歌はちょっぴりヘタだけど、一生懸命歌います! ![]() |
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