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ゼロ磁場のパワスポ「分杭峠」で異常現象に遭遇

「ゼロ磁場」とは?

 皆さんは「ゼロ磁場」をご存知だろうか?  地球は北極がS極、南極がN極の巨大な磁石であり、地表近くで+と-の力が押し合い、互いの力を打ち消し合っている地点に生じるのが、「ゼロ磁場」と言われている。ここでのゼロというのは、二つの力が拮抗した状態を指す。ここに生じる強大な力が、「気場」を生み出しているという。 「気」は周知のとおり地球に流れるエネルギーの一つとして気功やヨガ、東洋医学などの概念として頻繁に用いられているが、こうしたゼロ磁場に身を置き「気」にあたることで病が回復したり、免疫力が高まったり、物が腐りにくくなるなどの特殊な現象が起こると言われている。  ゼロ磁場地点は、活断層が多い国や地域に存在するという。中国では、病気が治るなど数々の奇跡を起こすという「蓮花山」が有名だ。イギリスでも、太古からの聖地や遺跡が「レイライン」と呼ばれる線上に建ち並んでいることが発見されている。  日本にも、同様の場所がある。日本最古で最大、最長の巨大断層地帯「中央構造線」だ。この中央構造線は、陸上部分だけで中部から九州まで全長1000kmにわたって両側の地質の全く異なる地層がぶつかり合う大断層である。  この真上にある長野県伊那市の「分杭峠」が、強大な気を発するパワースポットとして静かな人気を得ているのだ。分杭峠は95年、蓮花山を発見した中国政府公認の気功師・張志祥氏によって見つけ出された。彼を日本の研究団体が招いて調査した際、彼はここに尋常ならざる「気場」を見出し、分杭峠が蓮花山に匹敵する「気」の噴出場所と認定したのであった。  中央構造線上にはほかにも、国内最古の神社の一つである諏訪大社、日本三大稲荷の豊川稲荷、日本三大弁財天の天河大弁財天、伊勢神宮、弘法大師が開いた高野山、石鎚山、幣立神宮など、古くから名高い「聖地」と呼ばれる場所がなぜか集中している。古代の人々が、固有の場所で地球のエネルギーの存在を感じとっていたのではないか?と思わせる事象である。 (参考:分杭峠波動研究会 http://bungui.fineup.net/ ほか関連サイト)  筆者はこの「ゼロ磁場」の不思議な力を体験すべく、秋雨の冷たい10月某日、ここを巡るツアーに参加してみた。

ゼロ磁場ツアーに参加してみた

ゼロ磁場

国道152号線から降りた場所。すでにここからゼロ磁場である

 東京から自動車で約3時間。国道152号線を降り、まずは中央構造線の地層ががむき出しになっている場所へ向かった。
中央構造線

中央構造線についてお勉強

中央構造線看板

列島を分断する断層の真上にいることを示す看板

画面中央、V字形にへこんでいる場所が分杭峠。V字形から、地層がぶつかりあっていることが見て取れる

 ここで地層がくっきりと二色に別れていることがわかる。  しかも、方位磁石を取り出すと針がグルングルン回り出した!何かが起きる予感がしてきた。
異なる二つの地層

異なる二つの地層がくっきりと!

方位磁石

動画でお見せできず残念です

 すでに辺り一帯は「ゼロ磁場」の範囲内であるが、そこからさらに峠付近まで車で移動。そこを抜けた先が地元民の言う「最も『気』が強いスポット」なのだ。  しかし周囲はただの山道があるだけで、観光客に媚びるような派手な商売っ気も感じられない。途中、「ゼロ磁場うどん」という看板に激しく興味がそそられたが、基本的には真面目に「気」やゼロ磁場の力にあやかろうとする姿勢が優先されているようであった。  下車し、一歩踏み外すと即崖下という超危険なけもの道(しかも当日は雨でぬかるんでおり恐怖感が通常比10倍)を進むと、いよいよスポットの入口に辿りついた。スポットまでの林道は崖崩れが頻発するため閉鎖されているが、多くの人がお構いなしに柵を通り過ぎていた。  地元民曰く、崖が崩れたのも、気が関係しているのではないか?というが……
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瞑想したり寝そべったり、各々「気」を感じようと躍起になる
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