雑学

もはやオワコン!? 腕時計の必要性はあるのか

― 木村和久の「オヤ充のススメ」その55 ―


もはやオワコン!? 腕時計の必要性はあるのか 腕時計って必要なのか? オワコンのような気がしてならない。

 最近そういえば腕時計をしてないし、周りをみても、してない人が多いです。だいたい携帯電話・スマホの普及で、時間を知る機能としては、役目が終わった思う。

 じゃ何のためにしているか? それはファッションです。オシャレさんが、自己主張するためにつけている、それしか使用目的はないと思う。けど腕時計の高級路線ヒエラルキーってあるじゃないですか。ロレックスだ、カルチエだ、オーディマうんたらとかさ。そこが上に陣取っているから、中途半端な時計をしていると、あなたは高級時計を買えない方なのねと、見下されてしまう。

 国産の2万~3万円の時計なんてGショックのみでしょう。使用目的をはっきりさせないと、中間層の時計は生き残れないようですね。

 というわけで、中途半端な時計をつけるなら、いっそしない方がまし。昔は乗っている車で相手の年収を測っていたが、飲んだりする場じゃ、相手の車が分からない。そこで第二の指標として時計で値ぶみされることとなった。年収を推測されない、かく乱する意味でも、ノーウォッチ戦法は賢いと思う。

 ちなみに、私は以前オメガのシーマスターを10年くらい使っていた。ところが、このオメガはクオーツ、すなわち電池で動くやつで、2年1回ぐらい電池交換をしなきゃならない。電池交換は、そこらへんの街の時計屋というわけにはいかない。オメガの正規代理店か、デパートの時計売り場などに持ち込むしかない。それが面倒臭くて、しかも預かる場合が多くて、取りに行くのが二度手間で、あるとき、しばらく止まったまま放置していた。そしたら、別に時計なくてもいいじゃん、全然楽だし腕が軽くなるし、ゴルフ場でプレーするとき外して、紛失するという危険性もなくなり、いいことづくめとなった。

 困る場面って、キャバクラに行って時間を知るときぐらいかな。スマホばかり見ていると、女のコが私には興味ないのねと言ってくる。セット料金の時間内で帰ろうと、必死に安物の時計を見ているお客さんもいるけど、これじゃ絶対モテないですよ。ましてや、どこのメーカーだか分からない時計をしてたら、値踏みされる。ブランドものの時計に異常に詳しいのが、彼女らなんだから。

 キャバクラで時計を見ずに、かっこよく締める方法を伝授しましょうか。それは「キリのいいところで、チェックして」と、ボーイに言えばいい。さすれば入店時間から逆算して「あと20分で、ちょうど2時間となりますが」なんて言ってくるから、そのタイミングで切り上げればいい。

 いまどきキャバクラに行って、高級時計見せびらかして飲んでみんさい。そげな高い時計買えるなら、シャンパンでも入れてよ~と言われるのがオチ。だったら時計も買えません、ドリンクなんか飲まれたら、ここで皿洗いしないといけませんと言って飲んでた方が、無駄球を打たなくて済む。

木村和久

木村和久

 キャバクラは不思議なもので、全然好みでないコほど、いろいろせがんで来る。そこを貧乏作戦でかわし、好きなタイプのコが現れたら、俺はロレックスを質に出して金を作って来たから、好きなもの飲め~と言えばいいんじゃん。ほんまかいな。

■木村和久(きむらかずひさ)■
トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦




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