650馬力マクラーレンでのフル加速は、一発でクルマ酔い確定!

モックンが言うとおり、高級車がちゃんと走ってない国って、先行きが心配になったりするわけですが、上には上がおりまして、世界には1台で高級車が何台も買えちゃう超高級車がバンバン走っている国があります(ドバイとか?)。そこで今回は、大躍進中の英国系超高級スポーツカーに一気乗り。超高級車の何たるかを堪能させていただきました! MJブロンディ=文 Text by Shimizu Souichi 池之平昌信=写真 Photographs by Ikenohira Masanobu
マクラーレン・スパイダー650S

マクラーレン650Sスパイダー(650馬力)3400万円!

◆外資の力で大復活!英国系超高級スポーツカーを乗り比べてみました【後編】 ⇒【前編】はコチラ <その3 マクラーレン650Sスパイダー>  F1チームであるマクラーレンのボス、ロン・デニス率いるスーパーカーメーカー。F1での名声を生かし、フェラーリを追い落として世界一のスーパーカーブランドになるべく驀進中だ。マクラーレンはF1では今年からホンダエンジンを積むが、市販車はリカルド社製の超絶ターボエンジンを搭載する。  この650Sは、MP4-12Cのマイナーチェンジ版だが、すべてが洗練され、ただのレーシングカーから超高級スーパーカーへ進化しつつあることを感じさせる。しかし相変わらずターボの加速G曲線が過激すぎて、650馬力のフル加速一発でクルマ酔いしました。お値段は3400万円と少々お高くなっております。  これだけ高いクルマがこれだけ揃ってるってのは、それだけでやっぱりスゲエと思わされますね。現在国産車で一番高いクルマはたったの1595万円だから。日本もまだまだよのう。 【結論】 英国系超高級スポーツカーが大復活できたのは、イギリスにはレースエンジニアなどの専門家が多いから。つまり職人魂なのである。カネはなくてもウデがあればなんとかなる。わが国もカネがなくなったら見習おう <まだまだあるぜ! 超高級英国系スポーツカー> ●ロールスロイス・レイス(632馬力)/3333万円! ロールスロイス・レイス見てくれこのコーチドア! 座ったままでは運転席から手が届かないからボタンを押して電動で閉めるぜ。エンジンはBMWの技術の粋を集めたV12ツインターボ632馬力だが、空に浮いているような乗り味はまさにロールスそのものだ ●ベントレー コンチネンタルGTスピード(635馬力)/2640万円! ベントレー コンチネンタルGTスピードVW製の6リッターW12気筒ツインターボエンジンは635馬力を誇る。こちらもロールスロイス同様、技術のベースはドイツに移ったが、この仕上げは英国の職人にしかできないだろう。特に内装がスゲエ。まさに成功者の証しなり!
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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