部下にヤル気を出させる「良い褒め方/悪い褒め方」
―[人生[小手先]が9割]―
部下を褒めるのが苦手……という上司は多い。褒めればヤル気を出してくれることくらいわかってはいるのだが、大手柄を立てているわけでもないのに、いちいち「すごいね」「素晴らしいよ」などと口にするのは、いかにも目的がミエミエで抵抗がある。
「すごいね、などのストレートな言葉は一種の“評価”なので、気軽に口にしづらいのは当然です。しかも、他人の評価と自分の評価にはギャップがつきものなので、部下に素直に受け止めてもらえない可能性も。せっかく褒めているのに『滅相もない……』なんて恐縮されかねない。うまく褒めるには、評価よりも“君を認めているよ”感を細かく出していくことがポイントです」とアドバイスするのは、「褒め方」の伝道師として数多くの著作を持つ谷口祥子氏。
「今どき、根拠のない褒め言葉はむしろ敬遠されがちですが、具体的な根拠はなくても言われて嬉しい言葉の筆頭が『お前にまかせておけば安心だな』。褒められ慣れていない人がこれを言われると、ものすごくしっかりしてくるんです。上司は信頼してくれてるんだからちゃんとやらなきゃ……という心理が働くんですね」
断定口調で部下に「レッテル」を貼るのも、相手に自信を持たせたいときに効果的。
「例えば『この間の企画、面白かったよ』などは“評価”ですが、これが『お前はアイデアマンだからな』だったらどうでしょう? このようにレッテルを貼っておくと、部下としては、期待に応えて次もいい企画を出さなきゃいけないという気になる。『よくこういう企画考えつくよね』みたいに、感想っぽく口にするのもいいですね。思わず口から出てしまったという印象を与える“つぶやき”には操作性が感じられないので、褒め言葉に真実味が感じられて、人は嬉しくなってしまうんです」

―[人生[小手先]が9割]―
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