“人生をダメにする部屋”の特徴。立地、間取り…全てがマイナスの部屋とは?
過去に反響のあった週刊SPA!内の特集「住んではいけない!人生がダメになる部屋」を会員限定で再公開。人間にとって衣食住は欠かせぬが、食はもちろんのこと、「住」も人の精神や肉体に大きな影響を与える要素だ。今現在、ヤバイ部屋に住んでいる人はその改善を、いまはまだ問題ない部屋に住んでいる人はそうならないように、“人生をダメにする部屋”を紹介していく。(初公開日2018年5月27日 情報は取材当時)
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立地、間取り、状態すべてがマイナスの部屋とは? 子供のいる夫婦を住人とし、想定してみた。まず2~3Kで夫婦それぞれの逃げ場がなく子供部屋はリビングから孤立。風呂や寝室など全体的に掃除が行き届いておらず、モノが溢れ床に足の踏み場もない。寝室はかろうじて窓つきだが北向きで、真向かいのトイレが視界に入るという不快な造り。ここに駅から遠い&大家がうるさいなどの条件が加われば完璧だ。
●そもそも駅から遠い…
●玄関が汚い
●子供部屋がリビングと一切交わらない
●風呂にあるシャンプーに赤カビ
●夫婦それぞれの部屋はない
●うるさい大家
●収納用の家具がやたらある
●本棚には自己啓発本
●居住空間が北向き…
●汚いクローゼット
●寝室からトイレが見える
●汚い窓
●片付いているが見えないところはホコリがたまっている
最凶の“人生をダメにする部屋”を識者たちはこう分析する。
・うつになる条件も揃っている
「うつになりやすいのは、モノが多い人。モノが溢れると単純に部屋の中で動けなくなり思考過多に。パンパンに収納するのも、悩みを一人で抱え込んでいることの表出。水回りの不衛生さも心理的負担になります」(空間心理カウンセラーの伊藤勇司氏)
・距離のなさが亀裂を生む
「夫婦の距離が近すぎ、パーソナルスペースが確保できないと険悪になりやすい。それぞれの部屋を持つのが理想です。寝室を別にしてうまくいく夫婦もいます」(精神科医の髙木希奈氏)。子供が成長すればさらなる混沌が予想される
・郊外か駅から遠いのは不利
「仕事の面では、仕事先と近い場所がいい。私も郊外から都内に引っ越したらうまく回り始めました。あと、お金がない人の部屋の特徴として、モノを溜め込むあまり収納用家具を増やすという傾向がある」(作家の岩崎夏海氏)
・玄関横のトイレは△
「図のように、玄関脇にすぐトイレがあると来客に不快感を与える可能性が。また、ダイニングに窓がないので日中から電気をつける必要があり電気代もかさむ。窓があっても共用廊下側ならさらによろしくない」(間取りアドバイザーの飯沼孝氏)
あてはまる人は住環境を見直すべきかも!?
取材・文/週刊SPA!編集部 イラスト/福島モンタ
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